活用したい「プライミング効果」 ~ビジネスで活用できる心理術 vol.5~

執筆者:菊原 智明

更新日:2015年06月01日

活用したい「プライミング効果」

今回は「プライミング効果」を解説します。営業現場をはじめ、様々なビジネス現場で活用できる法則です。プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理がのちに与えられる同一刺激もしくは関連する刺激(ターゲット)に影響を及ぼすというものです。簡単に言えば、友人からおいしいと聞いたお店に行った時、たとえ普通の味だったとしても、おいしいと錯覚するというようなことです。

たとえばですが、あなたがパソコンを購入するとします。店頭に行った際、テレビやネットの口コミで見たことがある商品を思わず手に取ってしまった、という経験をしたことがあると思います。まったく知らない商品より、聞いたことのある商品の方が安心はあるものです。それが良いイメージであればある程、実際の商品を手にした時、他の商品より魅力的に映ります。その結果、その商品は購買率が高くなります。大企業が大金をかけて宣伝するのはこうした効果を狙っているからです。

反対のことも起こります。CMに出ていたタレントが嫌い、もしくは悪い口コミを聞いたなど。事前に悪いイメージを持った場合は、実際の商品を手にした時、他の商品より劣っているように感じてしまうのです。こういった事前の情報に左右されることをプライミング効果と言います。

(vol.6に続く)

この記事の専門家

営業サポート・
コンサルティング株式会社
代表取締役
営業コンサルタント
関東学園大学経済学部講師
社団法人営業人材教育協会理事

菊原 智明

群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社。お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。2006年に独立し、営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への研修、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 『「稼げる営業マン」と「ダメ営業マン」の習慣』(明日香出版)、『急に「売れる営業」に変わったアイツには理由がある』(大和出版刊)など、2015年までに46冊の本を出版。ベストセラー、海外での翻訳も多数。

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