企業におけるイノベーション教育の意義 ~イノベーション教育の意義と可能性 vol.1~

執筆者:堀井 秀之

更新日:2015年10月16日

企業におけるイノベーション教育の意義

米ビジネスウイーク誌の2005年8月1日号で、「明日のビジネススクールは、デザインスクールかもしれない」と題する特別リポートが掲載され、米スタンフォード大学、米イリノイ工科大学などの取り組みが紹介されてから9年が経過した。この間、デザインスクールやイノベーションスクールの数も増え、勢いも増している。

わが国においても、イノベーション教育に対する認知度が高まり、2013年3月にはイノベーション教育学会が設立された。文部科学省のグローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)も今年度から開始され、イノベーション教育の普及が急速に進むものと期待される。

産業界でイノベーション教育に対する関心が高まっているのは何故であろうか。企業にとってイノベーション教育にはどのような意義があるのだろうか。

グローバル化、コモディティ化の流れの中で、高付加価値商品の優位性を確保することは難しく、イノベーションは誰にとっても必要なものとなっている。

イノベーションの追求は今に始まったことではない。しかし、昨今のイノベーション教育に対する関心の高まりは、これまでのイノベーションの追求とは違った動きであると思われる。

(vol.2に続く)

この記事の専門家

東京大学教授

堀井 秀之

1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授、東京大学知の構造化センター長、i.school エグゼクティブ・ディレクター、専門は社会技術論、イノベーション教育論。著書「問題解決のための『社会技術』」、「社会技術論:問題解決のデザイン」など。

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