ミドルクラス人材に求められるイノベーションスキル ~イノベーション教育の意義と可能性 vol.16~

執筆者:堀井 秀之

更新日:2016年01月08日

ミドルクラス人材に求められるイノベーションスキル

(vol.15の続き)

第一回で述べたとおり、社会変化に伴う不確実性に対する保険として、イノベーション事業を立案できる能力を社内に持っておくこと、すなわちイノベーション事業の青写真を描く組織の確立と人材の養成が求められる。ただし、青写真を描くことが保険であると言っても、実際にイノベーション事業の青写真の中から、事業化に結びつき、大きな成功を収める事業となるものが出てくることを目指さなくては意味がない。

イノベーション事業の探索を行う組織の運営は、通常事業を行う組織のそれとは違ったものになる。若手のイノベーション人材は、前回紹介したようなイノベーションワークショップのメンバーとして活躍することが求められる。しかし、若手のイノベーション人材だけではイノベーション事業を立案し、事業化に結びつけることはできない。イノベーション事業の立案のためにミドルクラス人材の果たすべき役割は大きい。ここでは、イノベーション事業立案を担当する組織の運営を担う、ミドルクラス人材に求められるスキルを論じたい。

(vol.17に続く)

この記事の専門家

東京大学教授

堀井 秀之

1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授、東京大学知の構造化センター長、i.school エグゼクティブ・ディレクター、専門は社会技術論、イノベーション教育論。著書「問題解決のための『社会技術』」、「社会技術論:問題解決のデザイン」など。

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