研修担当スタッフに必要な心得

執筆者:明浄 太津子

更新日:2015年10月26日

研修担当スタッフに必要な心得

人事異動先の希望人気では3本の指に入るであろう研修担当スタッフ部門。外目には忙しそうで、華やかなような、それでいてベールに覆われた部分もあるような仕事内容が魅力となっているのかも知れない。しかし、人事異動で初めて研修担当スタッフになってみると、予想以上に多種多様な仕事やその処理量の多さに驚く。それは、研修担当スタッフは、企業活動全体の人材育成に機能的にかかわることが仕事となるためである。

社内では、社員に対して集合研修のみならず、通信教育、業界紙・参考文献・書籍案内など、社員の成長につながる情報を提供すること。内部の連絡・伝達事項にしても、一括して周知する事務もあれば、部門間の調整をしたり、個別社員への対応をしたりすることもある。外部とは、取引先との面談や打ち合わせ、研修企画のための探求等、自社の生産性向上に有用な情報収集は欠かせない。

人材育成という企業の全方位にかかわる仕事では、研修担当スタッフはその能力を総括的に働かさなければならない。事務部分のスピードを上げるためには、仕事を効率化する工夫や創造性が必要になる。調整を手際よく進めるためには、社内連携を強化し、各部署との接点を探るコミュニケーション力も必要になる。

したがって、仕事に対しては、俯瞰し、緻密に、未来志向でPDCAを回すこと、従業員に対しては、明朗、快活、個別配慮を忘れずに自ら働き掛けることを心がけたい。このような研修担当スタッフの地道な努力が、教育的風土の醸成と風通しの良い組織作りにつながるのである。

この記事の専門家

マネジメント・サポート
代表

明浄 太津子

名古屋商科大学大学院マネジメント研究科修了(MBA)。金融機関で約20年、支店・企業審査部・人事部に勤務し、人事部では新研修体系策定や講師を担当。その後マネジメント・サポート代表として独立。行政、金融機関、一般企業の研修・コンサルティング業務を全国から受託。日本産業カウンセラー協会など複数所属。著書に、「教育・研修担当者読本」((財)日本生産性本部生産性労働情報センター刊 2014年7月)など。

得意分野

キャリアコンサルティング

階層別能力開発研修

公的団体・自治体の評価者/目標設定研修

リスクマネジメント、コンプライアンス

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