トラブルを回避するクリエイティブマネジメント ~デザインが持つ力 本質的価値の創造 vol.9~

執筆者:廣田 尚子

更新日:2016年08月12日

トラブルを回避するクリエイティブマネジメント

(vol.8の続き)

 製品開発のプロセスは多くのトラブルに遭遇しながら進む。その原因は技術・コスト・知財、その他戦略や企画の不足・経験や能力、信頼の欠如などが混在し、開発が途中でストップすることも珍しくない。本来は問題の原因を直接解決できることが望ましいが、限りあるプロジェクトの期間内には、解決に至らないケースが多いのが実情である。進めていた方向性が難しくなった場合に、その閉塞した状況を突破するには、視点を変えて新しいやり方を創造するクリエイティブなマネジメントが有効となる。

 では、新しい切り口はどのように探せばよいのだろうか? 立場を変えて見る、トラブル前に見落とした条件を見返して追加する、他分野の成功例や時代の感覚を取り入れるなど、問題の周辺条件を多面的に捉え直すことがスタートになる。その一つの方法として、発想の視点を養う基本フレームに、5W2H【What・Where・Who・When・How・How much】がある。例えば、これまでの戦略や方針に5W2Hを掛け合わせて「誰が・どのように」といった設定を刷新し、より具体性のある解釈から解決に向けたアイデアを導くことができる。

(vol.10に続く)

この記事の専門家

プロダクトデザイナー

廣田 尚子

ヒロタデザインスタジオ代表、女子美術大学教授、多摩美術大学客員教授
東京生まれ。東京芸術大学卒業。GKインダストリアルデザインを経て独立。
ビジネスデザインを立脚点にマネジメント・製品開発をトータルにプロデュースする。
東京ビジネスデザインアワード審査委員長
2014年RED DOT DESIGN AWARD(ドイツ)
2015年グッドデザイン賞2016年IFデザイン賞(ドイツ)
REDDOT DESIGN AWARDなど受賞多数

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