人材育成の近未来 ~デザインが持つ力 本質的価値の創造 vol.16~

執筆者:廣田 尚子

更新日:2016年09月12日

人材育成の近未来

人材育成の近未来

(vol.15の続き)

 モノづくりの現場では、「感性価値」という言葉が広まっている。「わくわく・美しい・かわいい・かっこいい」など心に響く魅力が製品に求められている。製品に感性価値を授けるには、まず作り手となる人の感性を試行の中で磨くことが大切である。モノづくりには、心の作用・造形文化・機能・システム・社会経済の五つの柱があり、それぞれに「美」、つまり最適化を追求することが求められる。そのためには、心で感じたことを思考に結びつける術を身につけたい。

 「東京ビジネスデザインアワード」では、困難が多いビジネスの立ち上げ期を新しい切り口のマネジメントでサポートし、応募企業がビジネス化に成功する確率が高い。そのノウハウを活かし、この連載のvol.5~8にご協力いただいた日高国際特許事務所の日高一樹氏を中心に、人材育成機関の立ち上げを計画している。

 知財とデザイン的解決力を軸に、豊かな思考で切り開くクリエイティブなマネジメントの習得を目標に、実践的で現場に活きる人を育てていく。経営の根幹ともいえる人材の育成にデザインを取り入れて、本質的価値を高める提案をもって本連載を締めくくりたい。

(おわり)

この記事の専門家

プロダクトデザイナー

廣田 尚子

ヒロタデザインスタジオ代表、女子美術大学教授、多摩美術大学客員教授
東京生まれ。東京芸術大学卒業。GKインダストリアルデザインを経て独立。
ビジネスデザインを立脚点にマネジメント・製品開発をトータルにプロデュースする。
東京ビジネスデザインアワード審査委員長
2014年RED DOT DESIGN AWARD(ドイツ)
2015年グッドデザイン賞2016年IFデザイン賞(ドイツ)
REDDOT DESIGN AWARDなど受賞多数

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