改めてブランド戦略の本質を確認する 1 ~ブランド力編~

執筆者:秋田 和洋

更新日:2017年11月30日

強いブランドは選ばれる

 あなたの会社ではどのようなブランド戦略を実行しているだろうか。新たな商品ブランドを立ち上げようとしている企業があれば、ロゴの刷新を企画している企業もあるかもしれない。
 ブランドとはある商品・サービス、あるいは企業そのものに対するポジティブなイメージであり、ブランド戦略とはそのイメージの具体的な内容を検討し、買い手に訴求していくことである。

 21世紀はブランド作りの時代だといわれている。社会はモノであふれている。
 買い手が何かの商品・サービスの購入を検討する際、世の中のすべての同じ商品・サービスを比較するわけではなく、自分の頭の中に思い浮かぶ候補の中で比較がされることになる。その比較検討をする際に、ブランドは「シード権」になるのだ。多くの商品・サービスが比較検討におけるトーナメントにエントリーできない、あるいは1回戦で敗退する中、強いブランドを持っていれば高い確率で勝ち上がることができる。

 それだけではない。強いブランドを持っていることで価格競争を回避することができる。価格の安さだけで買い手を引き寄せるのではなく、それ以外の魅力が備わるため、他の競合商品・サービスよりも価格が高かろうとも買い手に選んでもらえる。
 ブランド力の強い企業ほど好業績であると言われているが、上述の通り競合商品・サービスよりも選ばれる機会が増え、価格を高く設定しても選ばれる状態であれば、おのずと業績はついてくるだろう。

 このように、ブランドによって得られる効果は大きい。歴史や規模、あるいは広告宣伝にかけられる費用がないからと言って、ブランド作りを諦めている企業もあるだろう。
 しかし、それらの要素がなかったとしてもブランドは作ることができる。これからの時代に競争力を高めるためにも、ブランド力の強化について一度考えていただきたい。
 次回は、強いブランドを作るためのポイントを説明する。

改めてブランド戦略の本質を確認する 2に続く

この記事の専門家

中小企業診断士

秋田 和洋

横浜国立大学教育人間科学部 卒業

株式会社ウィル・シードにて大手企業を中心に主に新入社員や若手社員向けの教育施策のコンサルティングに従事。2016年4月、中小企業診断士登録。現在はこれまでの経験と資格を活かし、グローバルコンサルティングファームにて企画・人事・経理といったコーポレート機能全般を担う。幅広い守備範囲で経営層の意思決定をサポートしている。

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