費用をかけずに始められる!効果的な広報戦略 1 ~魅力の発信編~

執筆者:二宮 佳代

更新日:2018年09月07日

企業価値を高めてファンを増やす

 広報とは、広く社会に対して企業の方針や活動を伝え、共感を得る情報発信活動である。その対象は、消費者や顧客だけでなく、株主や社員、就職希望者、地域社会など幅広い。
 広報はよく広告と混同されがちであるが、似て非なるものである。「広告」は主に商品やサービスの認知を狙って行う活動で、購買につなげることを目的としている。一方で、「広報」は商品やサービスを含めた企業そのものの魅力を発信する活動であり、必ずしも購買効果を目的とするものではない。世の中に企業の活動を理解してもらい、信頼関係を築きながら最終的にはファンになってもらうことを目的とするものである。

 モノや情報が溢れ、商品やサービスの優れた機能だけでは差別化がしづらい現在において、企業そのものに共感してもらえる仕組み作りと情報発信を行うことは重要である。広報活動によって企業への共感を得ることは、購買への貢献だけでなく採用活動にも影響を与える。今後、ますます加速が予測される人材採用難の時代に、効果的な広報活動によって自社の魅力を発信することこそ、企業価値を上げる重要な活動であると言えるだろう。

 広報活動は、以下のとおり「社外広報」と「社内広報」の2つに分けられる。
(1)自社の情報を外部に発信する「社外広報」
 プレスリリースや商品発表会によるマスコミ、報道機関への情報提供、ホームページやブログを活用した企業活動の発信および採用活動の他、株主や投資家向けの広報活動であるIR(Investor Relations)、企業の社会貢献活動であるCSR(Corporate Social Responsibility)などがこれに含まれる。

(2)企業内を活性化して団結力を高める「社内広報」
 社内報および社内メーリングリストによる新商品情報の共有、社員間のコミュニケーション促進ならびにポスターやニュースレターを活用した企業理念およびビジョンの浸透など、社内の情報共有がこれに当たる。

 これら2つの広報活動はいずれも重要なものであるが、対外的に知られていないことが課題になりがちな中小企業にとっては、特に社外広報に力を入れることをお勧めしたい。

【費用をかけずすぐに取り組める、オススメの社外広報はこれだ!】に続く

この記事の専門家

中小企業診断士

二宮 佳代

立命館大学国際関係学部卒業。大手広告代理店に勤務しメーカーや百貨店、インフラ会社など多数の企業の広告宣伝や販促戦略に携わる。現在は販促に不慣れな中小企業や店舗に向けた支援やセミナーなどを行っている。

得意分野

販促計画策定

販促物作成支援

企業広報

商品開発・ブランディング

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