費用をかけずに始められる!効果的な広報戦略 2 ~メディアの活用編~

執筆者:二宮 佳代

更新日:2018年09月07日

宣伝費をかけずに情報発信する

(1の続き)
 企業の認知度を高めるための社外広報の手段は、ホームページやブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などのウェブを活用したものから、商品発表会や展示会などのイベントを活用したものなど、多岐にわたる。
 その中でも、本稿ではプレスリリースの活用を紹介したい。

 社外広報の目的の1つに、マスコミや報道機関への情報発信がある。新聞や雑誌の記事に、新商品やイベントの情報、地域との連携や女性活用など、企業による新しい取組の紹介が掲載されているのをご覧になったことがあるだろう。プレスリリースは、このようなメディアで話題となることを狙う情報発信手法である。

 プレスリリースを行うメリットは、(1)新聞や雑誌、ウェブサイトなどに取り上げられることで多くの認知を得られること、(2)自ら枠を買う広告とは違い、媒体の記事として取り上げられるため信頼度が高くなること、(3)費用がかからないこと、が挙げられる。
 通常、大手メディアに自社の情報を掲載したいと考えた場合、莫大な広告宣伝費が生じる。しかし、プレスリリースを行いメディア側から記事にしてもらうことで、その宣伝費を負担することなく掲載することができるのだ。

 一方で、広告と比較した場合のデメリットとしては、(1)記事にするかどうかは各メディアの判断となるため、必ず取り上げられるわけではないこと、(2)記事の内容はメディアが決定するため、自社がコントロールすることができず、掲載してほしい内容全てを取り上げてもらえるとは限らないこと、が挙げられる。
 メディアにとって情報とは、視聴者や読者にとって有益であるものでなくてはならない。また、媒体の価値を高めるためには、より多くの話題を集められる情報を取り上げなくてはならない。したがって、いくら自社がよい情報だと思って発信しても、メディアにとって価値のある情報でない場合、取り上げられることは難しいのである。

 しかし、プレスリリースは費用をかけず、かつ簡単にできる情報発信手法であり、広告宣伝費に限りがある中小企業には特にお勧めしたい手法である。

【プレスリリースを実施する上でのポイントと効果的な活用事例!】に続く

この記事の専門家

中小企業診断士

二宮 佳代

立命館大学国際関係学部卒業。大手広告代理店に勤務しメーカーや百貨店、インフラ会社など多数の企業の広告宣伝や販促戦略に携わる。現在は販促に不慣れな中小企業や店舗に向けた支援やセミナーなどを行っている。

得意分野

販促計画策定

販促物作成支援

企業広報

商品開発・ブランディング

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