マニュアル1つで業務改善!導入の効果や手順とは 1 ~事例編~

執筆者:筑間 彰

更新日:2019年02月06日

マニュアルは小規模事業者にも役立つ

 従業員に対して「簡単な作業のはずなのに、何度教えてもミスをする」といった悩みや「同じ作業をしているはずなのに、作業を行う従業員によってスピードや質にバラつきがある」などの悩みをもつ経営者は多いだろう。
 このような悩みの解決に役立つのがマニュアルである。「マニュアル型人間」や「マニュアル的な対応」など、「マニュアル」という言葉はともすれば悪いイメージを持たれることも多い。また、「マニュアルは従業員がいるからこそ必要で、従業員のいないウチのような小規模企業には必要ない」と思われる方もいるかもしれない。しかし、たとえ従業員がいなくてもマニュアルを整備しておくことはメリットがある。

 夫婦2人でうなぎや天ぷらを中心とした日本料理を提供する「味平」(千葉県印旛郡酒々井町)では、土用の丑の日などにうなぎの大量注文がある。うなぎ料理は「並」「上」「特上」と分かれており、量はそれぞれ2分の1、4分の3、1匹となっている。1人前であれば問題ないが、5人前、10人前など大量注文があると何匹分のうなぎを調理すればよいかなど、計算が大変になる。
 そこで、この店では注文ごとに何人前でうなぎが何匹必要になるかをまとめた早見表を作成し、調理場に掲示している。以前は注文のたびに計算を行い、必要なうなぎの量を計算していたが、この早見表を見ることで、どんな注文があっても注文ごとにうなぎが何匹必要になるのかがすぐに分かるようになり、業務の効率化につながっている。
 これも、立派なマニュアルの1つである。

 上記の事例のように、マニュアルを作成することで業務の効率化だけでなく、サービスの均質化や維持・向上にもつながる。他にも従業員への教育時間が短縮されるなど、マニュアルを作成することが多くのメリットにつながる。
 では、マニュアルを作成するためにはどのような手順を踏めばいいのだろうか。

【マニュアル作成における、具体的な手順とステップごとの作成ポイントとは】に続く

この記事の専門家

中小企業診断士

筑間 彰

ICPコンサルティング代表。
コンサルティングを行うほか、自ら学習塾を経営。プログラミングスクール、学習塾など、お客様と関係を作り、継続してお客様が来店する業種を得意とする。
中小企業診断士試験に関する著書など多数。

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