モバイルPOSの導入でコストをかけずに業務改善! 3 ~導入メリット編~

執筆者:小林 健了

更新日:2018年12月17日

安価に売上管理業務を効率化

(2の続き)
 前稿では、「中小企業・小規模事業者等消費税軽減税率対策補助金」(以下「軽減税率対策補助金」という。)の制度について解説した。本稿では、モバイルPOSを導入するメリットについて解説する。
 モバイルPOSを活用する際、使用できる周辺機器としては、バーコードリーダーやキャッシュドロア (釣銭機) 、クレジットカード決済端末、電子マネーリーダーなどがあり、これらと組み合わせて多様な決済サービスを提供することが可能となる。さらに、日々の売上データはアプリを通じてクラウド上に蓄積でき、クラウドの機能により集計などを行うこともできる。
 モバイルPOSの導入メリットは以下のとおりである。

(1) 従来型のPOSレジよりも安価に導入できる
 モバイルPOSは、POSレジ本体を購入する必要はなく、必要な費用はモバイルPOSのアプリ利用料金と周辺機器の費用のみである。モバイルPOSアプリの提供事業者各社では、月額無料から利用できるプランを用意している。売上管理機能や提供事業者からのサポートなどの有償機能も、おおむね月額2万円以内で利用することができる。

(2) 使い慣れた携帯端末により作業を効率化できる
 モバイルPOSでは、スマートフォンやタブレット端末などを用いるので、誰でも簡単に操作できる。また、各種機能に対しての操作ガイドが充実しているので、店内で教育を行うことで多くの従業員がモバイルPOSを操作できるようになる。これにより、レジ操作の手待ちを防止できるので作業の効率化につながる。

(3) 最新の法制度に迅速に対応できる
 モバイルPOSのアプリは、消費税率変更などの法制度の変更に追従し、アップデートされるものが多く提供されている。そのため、モバイルPOSの利用者は自身で法制度の変更に対応するための手間をかける必要がなく、業務の効率化につなげることができる。

(4) 充実した集計機能により売上データの活用が容易になる
 モバイルPOSでは、アプリで入力した売上データがクラウドに自動転記されるため、表計算ソフトより売上集計をすぐに用意することができる。売上データの傾向から顧客にどのような商品を勧めればよいかが分かるなど、売上データの活用が容易になる。

 以上のように、モバイルPOSを導入することで、安価に売上管理業務の効率化を図ることができる。2019年10月1日の消費税率変更への対応を機に、モバイルPOSを導入して売上管理の課題を解決してはいかがだろうか。

この記事の専門家

中小企業診断士、
技術士(電気電子部門)、
情報処理技術者

小林 健了

製造業にて製品開発、プロジェクトマネジメントに従事。2015年に中小企業診断士、技術士(電気電子部門)として登録。ものづくり、IT、品質の知見を活かしながら、工事業、製造業、IT活用などの支援も実施。

得意分野

IT導入

業務改善

品質管理

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