自前で開催可能!「街バル」を活用した飲食店のファンづくり 1 ~バルのメリット編~

執筆者:水戸 脩平

更新日:2019年03月13日

他店舗と協力して手作りで企画できる

 飲食店にとって、集客は継続的な発展のために欠かせないテーマであるが、集客に苦戦している飲食店は少なくない。そこで単独でイベントを開催したり、価格や特別メニューなどのサービスを行ったりする飲食店も多い。

 しかし、飲食店単独での集客やイベント開催には、準備や運営に膨大な負担がかかるため、躊躇する飲食店も多いのではないだろうか。
 そこで、今回のコラムでは商店街や飲食店が連携して開催できるイベント「街バル」を紹介する。街バルとは、飲食店を中心にした食べ歩き・飲み歩きイベントであり、複数の飲食店の料理やサービスを楽しめるため、参加者の評判も高い。

 日本での街バル開催は、2004年2月に行われた「函館西部地区バル街」が最初と言われている。第1回はスペイン料理の認知不足解消を目的に、「スペイン料理フォーラム」の前夜祭イベントとして、25店舗の飲食店が参加した。以降、現在まで継続開催され、2019年4月には第31回の開催が予定される函館市の代表的なイベントへと成長した。
 本州で初めてのバルは2009年の「伊丹まちなかバル」と言われており、現在に至るまで日本各地で街バルが開催されている。

 街バルの一番のメリットは、参加者が食べ歩き・飲み歩きで複数の飲食店のサービスを味わうことで、飲食店のファンやリピーターとなるきっかけになることである。マーケティング用語で消費者が実際に購入するまでのプロセスを「購買行動モデル」というが、その中のモデルの1つ、「AIDMA」の第1ステップは「注意(A:Attention)」である。飲食店を認知してもらうきっかけとして、街バルは有効である。
 また、飲食店が単独で企画や準備・運営をしなくて済むことも、メリットとして挙げられる。集客や認知の必要性を認識していても、飲食店が単独でイベントなどを行う場合は負担が大きい。街バルの場合、企画などは事務局が窓口となって進めるため、飲食店の負担が軽減される。

 このように、街バルはファン・リピーター作りに有効である。

【震災による顧客減少が課題!気仙沼市が取り組んだ、街バルへの挑戦とは?】に続く

この記事の専門家

中小企業診断士・融資コンサルタント

水戸 脩平

早稲田大学卒業後、金融機関(コンサルティング)、ITベンダー(経理・営業)を経て、広告会社で経営管理・組織活性化に従事。2012年中小企業診断士合格後、資金調達支援(融資・補助金等)および創業・起業支援を中心に活動中。

得意分野

資金調達支援

創業・起業支援

事業計画書作成支援

組織活性化支援(人材育成等)

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