日々の行動を継続させるための5つのステップ 3 ~習慣化の分析編~

執筆者:坂本 敦史

更新日:2019年03月11日

行動した後の数値化と検証が重要

(2の続き)
 本稿では、日々の行動を継続させるための5つのステップのうち、(4)(5)のステップに当たる、「数値化」と「検証」に関して紹介する。

(4)数値化する
 行動後の次のステップは、数値化を行う。この数値化は、ゴールに対して自分自身の現在位置や方向を確かめるために設定する。ちょっとした日々の行動は、劇的な変化は起きず、モチベーションが低下することで断念してしまいやすい。その対策のためにも、数字として客観的に見直すことで、小さな変化を実感し、モチベーションを維持することができる。

 数値化のポイントは主に2点ある。1点目は継続している実績として残すための数値化であり、2点目は継続している行動による変化を見極めるための数値化である。
 例えば「30日間、日次売上確認とその分析を実施した」が1点目。「従業員へ日次売上や目標売上に関する質問をすると、50%の人が答えられるようになった」が2点目に該当する。

(5)検証する
 最後のステップは、数値化したデータを検証することだ。日々の行動を継続する目的は、最初に決めたゴールを達成することである。そのため数値を改めて見直し、ゴールに近づいているかどうかを検証する必要がある。ここで避けるべきことは、行動の継続そのものが目的となってしまうことである。思い描いて言語化したゴールに向かっていないのならば、勇気を持って中止が必要なことも理解しておきたい。

 検証するときのポイントは、定期的に検証可能な仕組みを作っておくことだ。新しく設定した日々の行動が継続している中で、検証しやすい形を用意しておき、決まったタイミングで見直すとよい。パソコンでグラフ化して管理することや、スマホのスケジュールアプリでタスク管理することなど、定型フォーマットを用意して、自身の行動プロセスに目を向けることが重要となる。

 ゴールに近づけている結果が得られているようならば、そのまま継続すればよい。しかし、もしゴールに近づけていないようならば、(2)の「行動の言語化」からやり直す必要がある。内容次第では、(1)の「ゴールのイメージ」から見直しが必要な場合もある。このサイクルを繰り返すことで、日々の行動を継続することが可能となる。

 さらに、さまざまな見解はあるが、1つの区切りとして行動の継続には3カ月のサイクルが重要と言われている(「『3か月』の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した『3か月ルール』」、佐々木大輔著)。紹介した5つのステップを検討しながら、まずは3カ月間の継続を目指していただきたい。

この記事の専門家

中小企業診断士、薬剤師

坂本 敦史

1983年東京都生まれ。東京薬科大学大学院薬学部修士課程修了後、調剤薬局のマネージャーとして19店舗70名を管理する。他に管理職の育成研修を企画。現在は独立し、企業向け研修トレーナーとして、新人研修や管理職研修に携わる。

得意分野

店舗運営管理

人材育成

マネジメント研修

写真撮影

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