事業を起こす人になる技術 vol.1 ~仕事は「仕掛ける側」が楽しい~

執筆者:岩田 徹

更新日:2019年12月05日

どんな状況でもそこで勝負できる人間になろう

「このまま、今の仕事を続けていてよいのか」、「何か新しいことをはじめなくてはいけないのではないか」と多くの人が感じています。
新聞や雑誌では「現在の職業のうち約半分が、将来、AIやロボットに置きかわる」、「これからは、人間にしかできない創造的な仕事をしていかなくてはいけない」と書かれています。今の置かれた状況を考えると、このまま安泰だと考える人はほとんどいないのではないでしょうか。

私たちは変わらなければいけません。そのために、「新しいこと」にチャレンジしなくてはいけません。
しかし、「新しいこと」はこれまでの経験がきかず、見通しがつかないため不安になります。「わかっているけど大変そうで躊躇する」、「実際に何をしたらよいかわからない」という人も多くいます。
一方で、新しいことにどんどん取り組む人もいます。この違いは何でしょうか。

実は、ちょっとした考え方の転換が重要です。
これまでの会社、組織は、既に仕組みができていて、「言われたことをきちんと効率的にやる」ことがよい仕事でした。このような仕事では、「きちんと情報を収集して、効率よく正解を求める(一発必中モデル)」頭の使い方がもっともよい方法でした。
しかし、このような仕事は徹底的に効率化され、今後、AIやロボットに置き換えられることが予想されるため、急速にその価値を失っていきます。

「新しいこと」に取り組むためには、「どんな状況でも自分なりに考えて行動して成果をあげる」ことや「AIやロボットにできない≒自動化できない」ことが仕事になります。
この仕事には「正解」がありません。そのため、これまでとは異なり、「その時点で限られた情報を使って目的とゴールを決めて、とにかくたくさん行動して多少失敗しながらも最善の解にたどり着く(試行錯誤モデル)」頭の使い方に切り替えなくてはいけません。

この頭の使い方ができるようになると自分自身でハンドルを握って、いろいろなことを「仕掛ける」ことができるようになります。大きな目的に向けて自分がやること、やらないこと、何にどれだけお金や時間を使うのか、誰と一緒にするのかなど、自分自身でコントロールできるようになります。
同じ会社、同じ立場であっても頭の使い方次第で、精神的にも肉体的にも「自由」になることができ、さらに、会社の中でもより評価される人材になることができるのです。

本連載では、新しいことにチャレンジする人たちの考え方や行動、具体的なスキルについてお伝えします。みなさんのビジネスパーソン人生をよりチャレンジングで、楽しく充実したものにするためにご活用ください。

(つづく)

この記事の専門家

アイディアポイント

岩田 徹

コンサルティング会社、ソフトウェア会社を経て、セルムグループに参画。「企業とヒトの創造性開発」をテーマに(株)アイディアポイントを設立。新規事業開発・新商品開発支援、創造性開発ワークショップを行う。

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