事業を起こす人になる技術 vol.7 ~アイデアをうまく伝えるコツ 01~

執筆者:岩田 徹

更新日:2020年01月23日

1回バラして相手に合わせて組み立てなおす

アイデアをわかりやすく伝えることは想像以上に難しいものです。
私たちは「相手に伝わったこと」が「伝えたこと」だということ、伝えることは「自分の責任」であることを十分認識した上で「相手中心」に話すスキルを身につける必要があります。
今回は、アイデアを「相手中心」に効果的、効率的に伝えるコツをお伝えします。

一つ目のコツは「順番」です。

自分が考えたことは思い入れが強く、考えた順番に全部話したくなります。しかし、相手にとってはそれは全く関係なく、うまく伝わらない原因のひとつです。自分の話したい順序は、一度、完全に忘れて、結論を中心に「相手が聞きたい順番」に組み立てなおして話しましょう。

二つ目は「言葉」です。

正確な日本語を使って具体的に話しましょう。「高齢者」よりも「80代で一人暮らしの男性」、「楽になる」よりも「家事の時間が短くなった結果、自由な時間ができる」など、多少長くてもより明確で誤解のない具体的な表現を使いましょう。
日本語は冗長になりやすいので、文章を短く区切る意識も必要です。文章をつなげる「し、り、て、が」を多用する人は要注意です。文章がだらだら続くような表現は避けて文章を短くすることを意識しましょう。

フレームワークの知識があればより上手に言葉が使えます。会社で決まっているものやビジネス書に出ているものは意味と使い方を正確に覚えて使いこなしましょう。
フレームワークは「共通の型」です。その言葉を使うことで細かい説明をしなくても共通の認識を持てます。会社と周囲の環境を分析するときには3C分析、事業を他社と比較するときにはSWOT分析、マーケティング施策を整理するときには4P分析など、フレームワークと目的や使い方は決まっているので正確に使いましょう。

(vol.8へつづく)

この記事の専門家

アイディアポイント

岩田 徹

コンサルティング会社、ソフトウェア会社を経て、セルムグループに参画。「企業とヒトの創造性開発」をテーマに(株)アイディアポイントを設立。新規事業開発・新商品開発支援、創造性開発ワークショップを行う。

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