事業を起こす人になる技術 vol.9 ~自分をよい状態に保つ方法とは~

執筆者:岩田 徹

更新日:2020年02月06日

「しなやか」で「強い」気持ちを作ろう

新しいことにチャレンジすると刺激的である反面、うまくいかないことや思い通りにいかないことも多く出てきます。すべてのことに一喜一憂しすぎては、疲れてしまいます。
今回は、想定外なことが起きる中で、モチベーションやコンディションを上手に維持するコツについてお伝えします。

一番大切なのは、自分自身の人生の目的(Purpose)と現在取り組んでいることを結びつけることです。
あなたにとって「人の役に立つ」ことが人生の目的であれば、自分の仕事が本当に「人の役に立っている」ことなのか確認してください。自分が本当に大切だと考えることに向かっている確信があれば、多少思い通りにならなくてもがんばることができます。

その上で、「常に最悪を想定する」習慣をつけておきましょう。「あてにしていた顧客がいなくなる」「スタッフが突然、辞める」「災害がおきる」など、考えられる最悪の事態を想定します。想定内であればパニックにならず冷静に対応することができます。

時には、周囲の意見やアドバイスをもらいすぎて、どうしてよいかわからなくなることがあるでしょう。意見やアドバイスは、あくまでも他人の考えです。感謝の気持ちを持って聞くことは大切ですが、すべて聞く必要はありません。他人は責任を取ってくれません。あくまでも参考程度に考え、自分で責任を持って取捨選択しましょう。

頭の中が混乱したときには、「書き出す」のが定石です。気になることを全部、紙に書き出して、頭の中を空にします。紙に書き出すことで、頭の中が可視化され、客観的にみることができます。客観的にみえると情報も整理されて解決策も浮かびます。

毎日「ひとりで落ち着いて考える時間」を確保しておくことが大切です。日々の仕事では、メールや電話の返事をする、書類を提出するなど、やらなくてはならない作業に追われがちです。自分自身のケアは後回しになりがちですので、意図的に時間をとらなくてはいけません。おすすめは朝や寝る前など、比較的、時間のとりやすい時間帯を決めて、5~10分間、自分自身の状態や重要な課題について考える時間を持つことです。

普段から自分と同じ/似た立場の仲間や、相談に乗ってくれるメンターを持っておくことは重要です。本当に困ったときには、誰かに話すだけで、随分、落ち着きます。また、よく知っている人からのアドバイスは参考になります。

今回は、「自分をよい状態に保つ方法」についてお伝えしました。ビジネスパーソン人生は長く続きます。息切れすることなく、長く活躍するために参考にしてください。

本連載では、9回にわたって新しいチャレンジをするコツについてお伝えしました。新しいことはやってみなくてはわかりません。本連載を参考にしながら、ぜひ、新しいことにチャレンジしてください。

(おわり)

この記事の専門家

アイディアポイント

岩田 徹

コンサルティング会社、ソフトウェア会社を経て、セルムグループに参画。「企業とヒトの創造性開発」をテーマに(株)アイディアポイントを設立。新規事業開発・新商品開発支援、創造性開発ワークショップを行う。

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