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アワード受賞企業に学ぼう!リーディング企業ピックアップ Vol.4

がんばるフォーラム

2015

がんばる中小企業・小規模事業者300社

がんばる商店街30選

技術革新や経営革新を行い、社会に影響を与えている中小企業として賞を受賞している優良企業のなかから、注目企業をピックアップ。
Vol.4は昨年に引き続き、「がんばる中小企業・小規模事業者300社」および「がんばる商店街30選」をご紹介。取り組み事例と共に平成27年3月27日に行われた授賞式の模様をお伝えします。

「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」とは

革新的な製品開発、創造的なサービスの提供等を通じて、地域経済の活性化や海外での積極的な販路展開に取り組む中小企業・小規模事業者、また、地域の特性・ニーズを把握し創意工夫を凝らした取り組みにより、地域コミュニティの担い手として商店街の活性化や地域の発展に貢献している商店街の取り組み事例を「がんばる中小企業・小規模事業者300社」及び「がんばる商店街30選」として選定するものです。

「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」 授賞式

平成27年3月27日、経済産業省本館地下2階講堂にて「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」の授賞式が催されました。

主催者挨拶として、宮沢 洋一経済産業大臣より受賞されたみなさまへの祝辞を述べ、受賞者代表へ感謝状と盾の授与を行いました。

「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」 授賞式

多様化する中小企業・小規模事業者

一橋大学副学長・理事 沼上 幹氏が 「がんばる中小企業・小規模事業者300社」の審査委員を代表し、講評を行いました。

~講評コメント~
中小企業・小規模事業者は極めて多様です。よって審査では複数の視点を持ち、国内の地域経済、海外、ものづくり、サービスの4軸を掛け合わせ、4分類で評価を行いました。

各軸での評価の視点は、地域経済は地域経済への寄与、地域需要の課題への取り組みを評価しました。海外展開は、海外市場への適合性、海外ビジネスの広がり・波及を。ものづくりは、技術・製品の先進性、革新性に加え、ビジネスモデルの革新性についても評価をしました。そしてサービスは、サービス・商品のブランド向上につながるような革新的な取り組みです。

議論を振りかえりますと、日本の中小企業・小規模事業者は層が厚く、日本の経済の土台を支えており、これが日本経済の強さだと感じました。

そして、ものづくりの企業選定をしているときは、比較的議論の収束が早いのですが、サービスの企業選定には、ゆっくり議論を重ね、時間がかかることを経験しました。これは審査をする側の視点の持ち方、評価の仕方の多様性によるものと考えます。
おそらく審査委員だけでなく、日本社会全体がものづくりの企業評価は比較的熟練しているが、サービス業の企業評価には熟練が足りていないことの表れではないかと思います。これから先、多くのサービス企業が成長していくことが求められている中で、我々のサービス企業を見る審美眼も必要だと思いました。

今回受賞された企業のみなさんには模範例となっていただき、こういう企業がいい企業だ、伸びる企業だと社会へ模範を示し、評価すべき視点を示し、日本の社会における、企業の見方・審美眼の向上に尽力していただきたいと思います。

革新的な製品・サービス、あるいは地域経済の活性化、国際競争力の強化という点においても、ますますご活躍されることをお祈りしています。
一橋大学副学長・理事 沼上 幹氏

商いを通じて
地域の再生に取り組む商店街

続いて「がんばる商店街30選」の審査委員を代表し、流通科学大学学長 石井 淳蔵氏が講評を行いました。

~講評コメント~
選定においては、商店街が「PDCA」サイクルを機能させ、効果的な事業革新に取り組んでいるか、また、それらの取り組みを適切かつ建設的に実施する体制にあるかに注目しながら議論をしました。
単にユニークな取り組みをしているだけでなく、きちんと検証をして、3年・5年後も続くような体制になっているかに焦点を置き選定を行いました。

商店街は苦しい時期が続いています。以前商店街が成り立つのは周りに分厚いコミュニティ、地域社会がしっかりしている場所でしたが、時代は過ぎ、安定した地域コミュニティがなくなってしまい、少子高齢化も進み、商店街の地盤である地域社会がだんだん弱まり、商店街も力を失っていく構図が続いています。

そのような状況の中、今回選ばれた商店街の取り組みを拝見すると、地域社会に頼り、商店街を作ることが難しい状況で、むしろ商店街、商いを通じて、地域の再生に一生懸命活動されていることがわかりました。

商いを通じて地域社会を再生させていくことは非常に難しいことでありますが、例えば地域の産品を大切にし、地域の産品を組み合わせ、料理など商品に変え、地域で食するなど使っていく。このサイクルが回り出すと、商店街・商いを通じて雇用を作りだし、原材料を作るための産業が潤い、地域自体が育っていくかたちになるのではないかと思います。

もう一つ、商店街が取り組む相手として、商売の相手であるお客さんと仕入れ先だけでなく、例えば大学と商店街が連携するなど、取り組み先が拡がっています。そのようなことをいくつかの商店街が先進的に取り組んでおりました。

ぜひ新しい街づくり、商店街づくりを発展させ、さらに活性化するように祈っています。
流通科学大学学長 石井 淳蔵氏

受賞者事例には成功のヒントが満載

最後に、受賞者を代表し、 「がんばる中小企業・小規模事業者300社」は愛知県名古屋市のフジクリーン工業株式会社 代表取締役社長 渡辺 嘉一氏が、「がんばる商店街30選」 は北海道室蘭市の中島商店会コンソーシアム 代表幹事 小野寺 芳子氏が挨拶を行いました。

フジクリーン工業株式会社は高度処理浄化槽や産業廃水処理装置を取り扱う、1970年創業、年商60億、社員500名の企業です。海外展開に力を入れており、7年ほど前にオーストラリア、アメリカの2か国へ進出しました。
オーストラリアの展開では、進出当初日本から浄化槽を輸出していましたが、売れれば売れるほど赤字の状態が続きました。しかし品質の良さが現地で評判となり、4年経ち年間30基売れるまで成長を遂げ、現在は現地生産を行っています。
さらにベトナムや中国など、アジアに活動の場を拡げております。
それぞれ現地のパートナーと共に現地にあった事業を展開し、パートナーのアドバイスを聞き入れたことが成功の秘訣であったのではないかと語りました。

中島商店会コンソーシアムは、平成22年9月に発足をした、JR東室蘭駅の西側に広がるエリア、中島地区の5つの商店街が連携した組織です。組織をとりまとめるコンソーシアムが事務局として機能するまでの道のりや、現在の取り組みについて紹介されました。地域の拠点として空き店舗を活用した「ふれあいサロン」があります。サロンには窓口となるコンソーシアム事務所を設け、市民・行政・教育機関・各種組織が集い、交流し、共に地域を考える場所となり、年間約15,000人が訪れる場所に成長しました。イベントやワークショップの開催なども行っています。また、地域の医師会や大学とも連携し、地域住民との関係を再構築しています。

フジクリーン工業株式会社 代表取締役社長 渡辺 嘉一氏 授与の様子
「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」 事例集

 

フジクリーン工業株式会社や中島商店会コンソーシアムをはじめとする 「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」 の詳しい取り組みを事例集ではご紹介しています。
みなさまの経営、地域活性化の参考として、ぜひご覧ください。

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「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」 事例集

 

フジクリーン工業株式会社や中島商店会コンソーシアムをはじめとする 「がんばる中小企業・小規模事業者300社」「がんばる商店街30選」 の詳しい取り組みを事例集ではご紹介しています。
みなさまの経営、地域活性化の参考として、ぜひご覧ください。

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