すぐに使える!今日からできる!!ミラサポかんたんシリーズ

今では当たり前に、多くの人が頻繁に利用するようになったソーシャルメディア(以下SNS)。プライベートでSNSを利用している方はお店や商品の情報を、SNSを通じて入手したことがあるのではないでしょうか。

今回は、販路拡大や売上UPのために、SNSをビジネスで活用する方法やその際のポイント、注意点を4回にわたってお伝えします!(2019年11月現在の情報を基にお伝えします。)

SNSのビジネス活用講座篇

第二章:SNSを開設しよう

TwitterやFacebook、Instagram、YouTube、LINEといったSNSはプライベートでの活用に留まらず、中小企業や自営業者でも積極的にビジネスに活用し、集客や自社の強みの発信に活かしている企業が増えています。

ホームページを作成し運用をしようとすると、費用負担が大きくかかることがありますが、SNSは無料でアカウントを開設・利用することができ、自社のパソコンやスマートフォンで更新も手軽に行えます。 そして、上手にSNSを活用することで、商品やサービスの認知向上、販売促進、そして好感度のアップによるファンの育成を図ることができます。

SNSのビジネス活用講座篇 第一章では、自社に適したSNSの選び方を解説していきます。

主要SNSの大きな特徴を知ろう!

SNSと一言でいっても様々ありますが、利用している人や発信できる情報の種類等が異なります。
SNSを開設して「誰に」「どんな内容を」伝えたいのかを考えて、自社に最適なSNSを選択しましょう。
SNSの特徴

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特徴1:ユーザー層の違い

主要SNSでも、利用者層は少しずつ違いがあります。
YouTubeやLINEは日頃SNSをよく利用している若年層を筆頭に比較的幅広い世代で利用されていますが、Twitterは若年層であればあるほど利用率が高いです。Facebookはビジネス層(40代男性など)のユーザー数が、Instagramは女性のユーザーが多いなど、活用されている層に違いがあります。

平成29年主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率(全年代・年代別)

平成29年主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率(全年代・年代別)
出典:総務省情報通信政策研究所『平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』

特徴2:表現方法の違い
表現方法の違い

また、発信できる情報の種類にも、違いがあります。
TwitterやFacebookでは「テキスト」を用いた情報発信が主流ですが、InstagramやYouTubeでは「写真・動画」を活用した情報発信が主流となります。

POINT

ユーザー層や表現方法が各SNSで異なるため、獲得したいターゲット・伝えるべき情報に沿ったメディア選定を行うことが必要

Facebookの特徴

Facebook 日本国内では、約2,800万人/月のユーザーが利用しています(2019年1月時点)。
実名登録制度を原則としているFacebookは、人のつながり方に特徴があり、実際の友達や仕事関係の人など、リアルな仲間とのつながりが中心となります。結婚や転職、家族行事などプライベートな情報をシェアする場としても使われていますが、好きなブランドのページをフォロー(友達になる)したり、興味関心のあるグループ機能に加入して情報収集・交換したりするユーザーもいます。

テキストや写真、動画、ホームページのリンクを投稿でき、文字数や写真枚数の制限には十分な余裕があるため、詳細な投稿で丁寧な説明をすることもできますができます。カジュアルな投稿で親近感を醸成する他のSNSよりも、Facebookでは誠実さや信頼感を醸成でき、士業系やものづくり、BtoB企業でも活用しやすいです。
提供しているサービスや技術の紹介だけではなく、職場の様子や働いている人の顔が見えるとことで、お客さまは安心して問い合わせや仕事の依頼をすることができます。

POINT

顔が見えるSNS。丁寧で安心感のある投稿で、士業系やものづくり、BtoB企業との相性◎

Instagramの特徴

日本国内では、約3,300万人/月のユーザーが利用していて(※2019年3月時点)、今特にユーザー数が増えているSNSです。 Instagramは写真の編集・加工機能も充実していて、こだわりの写真や動画が#(ハッシュタグ)とともに投稿がされており、自分らしさや個性を表現する場になっています。最近では、ストーリーズ(24時間限定公開の機能)にラフな写真も投稿されるようになってきました。

Instagram ファッション・美容や旅行・レジャー、グルメなどのおしゃれな投稿が多く、そういったジャンルのビジネスと相性がいいです。ビジネスの投稿であってもInstagramの世界観を壊さない投稿はユーザーに受け入れられやすいため、他のSNSと同じものではなくInstagramの世界観に合わせて撮影・投稿することが大切です。

シェア機能がないため拡散性は弱いものの、"インスタ映え"するモノや場所は他媒体で拡散される可能性もあります。国内では若年層を中心に、気になる商品やサービスをハッシュタグ検索するなど情報収集ツールとして使われています。投稿にリンクを貼ることができないですが、プロフィールからは予約や注文につなげることができます。

POINT

ファッション・美容や旅行・グルメなどと相性◎ Instagramの世界観を壊さない投稿を。

Twitterの特徴

Instagram 日本国内では、約4,500万人/月のユーザーが利用しています(※2018年10月時点)。ハンドルネームで登録可能なため、比較的自由気ままに投稿している人が多く、若年層では自分の所属するコミュニティや目的ごとに複数アカウントを使い分けている人もいます。『Twitter広告 ホワイトペーパー』によると、Twitterユーザーの67%が、企業や商品等の情報をTwitterで検索していて、情報発信だけではなく情報収集ツールにもなっています。

会話の流れが早く、リアルタイム性が高いのがTwitterの特徴です。ユーザーは今まさに世の中で起きていることや最新の流行・ニュースを知るためにTwitterに集まってきているため、予約状況や提供メニュー、セール情報等アップデートの多い情報を提供したい店舗等に適しています。
Twitterは、テキスト(最大140文字)が主な表現方法ですが、写真(4枚まで)や動画、リンクも掲載できます。「リツイート」によって不特定多数に情報が届く、情報拡散力に長けたSNSであるため、いかに情報をタイムリーに配信し、また拡散されやすい「情報の種」を提供できるかが重要となります。

また、Twitterにはフォロワー向けにアンケートを取る「投票機能」等、ユーザーを巻き込んだ企画を実施できる機能もあり、ユーザーと距離が近いのも特徴です。企業のアカウント運用担当者が「中の人」としてゆるい投稿でファンを増やしているケースもありますが、シンプルでセンスのある投稿が好まれます。

POINT

ユーザーに近い目線で、新鮮でタイムリーな情報を投稿!「情報の種」でリツイートを促し、認知向上を目指す。

YouTubeの特徴

YouTube YouTubeは日本国内では、約6,200万/月のユーザー(2017年末時点)が利用している動画プラットフォームです。
YouTubeは暇つぶしをはじめ、料理やメイク、楽器演奏などを学習目的等、ユーザーは多様な目的で視聴しています。お気に入りの動画には「いいね」やコメントの書き込みをすることや、お気に入りの投稿者がいればチャンネルのフォローをすることができます。チャンネルをフォローしていなくても、関連動画のサムネイルや、YouTubeまたはGoogleのトップページの検索から動画を見つけることができます。

Google検索からの流入が多いことはYouTubeの特徴で、情報収集をしているユーザーに商品やサービスを動画で詳細に伝えることができます。ものづくりの技術を持っている企業などは、技術動画を作成することをおススメします。技術動画のつくり方はこちらから。

自社のチャンネルに動画と、URLや説明文などのテキストをつけて投稿できます。投稿した動画は、他のSNSやウェブサイトなどでシェアして活用することや、ユーザーにシェアされることも期待できます。
YouTubeは、長い動画でも比較的見てもらうことはできますが、数ある動画から見つけてもらい、最後まで聞いてもらうためには、タイトル・冒頭の掴み、サムネイルやテキスト、ストーリー性などの工夫が必要となります。

POINT

技術など、写真や文字だけで説明しにくいものは動画で!見つけられやすい・見やすい動画にする工夫も大切。

LINEの特徴

LINE LINEは日本国内では、約8,100万/月のユーザー(※2019年7月時点)が利用しています。
連絡手段として広く浸透していて、幅広い年齢層が利用しています。テキスト、スタンプ、写真、動画を送ることができるメッセージのやり取りをはじめ、その他のサービスで利用機会の多いため、お客さまとのコミュニケーション手段として、メールに代わるものとなってきています。

企業がLINEアカウントを開設する場合、「LINE公式アカウント」を利用することができ、LINE公式アカウントでは、友だちになっているお客さまのLINEにメッセージ配信できる機能をはじめ、友だちになっていないユーザーも見ることが出来る「タイムライン投稿」、チャットでの問い合わせ対応やクーポン・ショップカード等の販促機能も充実しており、店舗集客に適しています。

POINT

メッセージ・クーポンの配信やショップカードでお客さまとの関係を構築して、店舗集客力を強化!

今回は主要なSNSの特徴と活用しやすい業種についてお伝えしました。
それを踏まえて、次回はどうやって開設して、どのように運用すればいいのかお伝えします