Vol.1

「靴の挑戦者たちin東京」

今回登場するのは、メイド・イン・ジャパンの靴でニッポンを元気にする8人の若手経営者たち。
ものづくりの現場から、そのリアルな本音と彼らの夢をご紹介します。




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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「町中で弊社のオリジナルブランドの靴を履いている人を見かけた!!」

株式会社ヴァーブクリエーション 代表取締役
中川 宏明さん

製造の1~2割がオリジナルブランド。海外市場にも積極的。

20代最後の日に法人化して6年目を迎える、ニッポンの中小企業経営者の若手ホープ。経営者に必要な資質は「様々な人とTPOによってレベルを合わせられること」と語る。今の目標は、社員が働き続けられる環境をつくることと、最後の職人文化の残る浅草でその知恵を次世代につなげていくことだ。

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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「自分の設計で工場の生産がスムーズに流れたと喜ばれた!」

株式会社スタジオヨシミ 代表取締役
吉見 鉄平さん

海外から「日本で作りたい」という需要を生み出すのが目標。

2013年7月1日に法人化したばかりのパターンナー。ここ数年は個人事業主としてメーカーと現場をつなげるコーディネートの機会が増えた。「お世話になった浅草に恩返ししたい!」と一念発起。ネットワークを生かしたオリジナルの靴づくりに邁進する。今秋、浅草にショップをオープン予定だ。

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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「某海外有名ブランドからコレクションの靴のオーダーが来ました!」

有限会社ショセ 代表取締役
前田 洋一さん

定番のコードバンの靴は手入れして履き続けながら経年変化が楽しめる。

実家も靴店という環境に育ち、現在は恵比寿にショップを構えるデザイナー。ナチュラルで温かみのある靴で人気があり、ヨーロッパに固定の顧客ももつ。「革などの素材に靴づくりの技術など、日本の靴づくりは現状のままだと衰退してしまいます」。海外の需要をいかに国内に呼び込めるかがカギと語る。

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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「バイヤーの方が私の靴をとても気に入ってくださったこと!」

NYC
横尾 直さん

日本より海外市場に好まれるという高い技術と個性溢れるデザインの靴

イギリスで靴づくりを学び、2004年にブランドを立ち上げ、2013年から現在の名前に。ハンドメイドにこだわり、"ファッションとアートの融合"をモットーにした靴は唯一無二のデザイン。海外の展示会にも積極的に出展し、将来は欧州での活動も視野に入れる。現在、将来の人材育成のために教室も運営。

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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「サンプルを見たバイヤーのリアクションがすごく良かった!」

製靴 企画 佐藤(個人事業主)
佐藤 潤さん

個人事業主として独立後、初めてデザインを手がけた思い出の一足。

渡英を経て浅草に来て10年。行き着いたのはデザインが豊富で面白いというレディス靴。「浅草でレディスシューズの新たなメーカーを興したい」と、ちょうど法人化の準備中。近い将来ショップも構え、製造から販売まで自前でやるのが目標。「次世代へつなげる靴づくりの現場を作り上げたい」と考えている。

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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「ある百貨店でクリームを扱ってくれることが決まりました!」

靴工房ZAPATEO(個人事業主)
野田 満里子さん

採寸からパッチワークのレイアウトまでオーダーできる世界に一足の靴。

独特の色使いは8歳までメキシコの影響か。プロダクトデザイナーを経て、個人向けのオーダー/セミオーダーの靴を手がける。昨年、台東区の助成金を受けて自然由来のシューケア用のクリームを開発。安定的な収益の柱としたいと考えている。「いつか海外で靴づくりをするのが夢」。

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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「『お客さんが喜んでいた』という話を耳にした時」

康 製甲所(個人事業主)
康 澤民さん

高級靴は15~20足、オーダー靴は1日3~4足仕上げる。

フリーランスで製甲を手がけ21年。自ら道を切り開き現在に至る。その高い技術には定評があり、ステッチ一つに雰囲気を要求されるようなオーダーの高級靴の受注も多い。夢は「一度、イタリアなど靴の本場で自分の技術を試すこと」。現在も基礎の練習を続けて自分のクセと向き合うなど、常に向上心を忘れない。

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『最近、心でガッツポーズしたことは?』
「靴の修理依頼。大切に扱ってくれているのがうれしい」

株式会社シブヤ製靴「スペースクラフト」デザイナー
金井 仁さん

クラシック+モダンがスペースクラフトの靴のコンセプト

自分のブランドの立ち上げを考えていた頃、シブヤ製靴の社長に出会い、2005年に「スペースクラフト」スタート。「最初の3年は苦労した」と語るが、隣接した現場との密なコミュニケーションを重ね、ものづくりを進める。夢は「イタリアなどの展示会に出展すること。靴の本場で実力を試したい」。

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