「資源の有効利用で地球を守るエコ企業」

経済産業省は、平成25年12月に、革新的な製品開発、サービスの創造や地域貢献・地域経済の活性化など、様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者の取組事例として「がんばる中小企業・小規模事業者300社」を選定しました。
平成26年3月3日・4日には、その取組事例の展示や受賞企業の表彰を行う「がんばる中小企業・小規模事業者・商店街フォーラム」を開催。フォーラムに参加した「がんばる中小企業・小規模事業者」の中から、いくつかのテーマで、「シャチョ★コレ」で取り上げます。
今回は、資源の再利用や有効活用など高い技術力で、エコビジネスに取り組んでいる企業の皆さんを紹介。経営者の普段のエコライフについても聞いてみました!




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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は? 』
「わが社の除菌・消臭製品を家でも使って家庭内からエコ!」

株式会社環境ダイゼン 代表取締役
窪之内 覚さん

消臭剤「きえ~る」は、部屋用から介護用、飲ませて便臭を抑えるペット用まで

乳酸菌や酵母菌などの有用微生物を特殊な方法で培養した酵素を使い、悪臭の素になる菌を減らす消臭剤が中核商品。この技術の応用で、牧畜し尿が原因で起こる河川の悪臭除去に成功。家畜に飲ませて悪臭を減らす商品なども開発した。畜産、ペット業界の他、介護の現場などからも熱い視線が向けられている。

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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は?』
「高校生を対象にしたエコ研修や工場見学ツアーで
リサイクルを理解してもらう」

株式会社協栄産業 代表取締役社長
古澤 栄一さん

大手飲料メーカーでも続々とリサイクルペットボトルが使われ始めている

簡単なようで意外と難しく、なかなか実現しなかったペットボトルの完全リサイクルに国内で初めて成功。回収した使用済みペットボトルをバージン原料に匹敵する高品質のペレットに再生し、もう一度ペットボトルとして甦らせる。使用済みボトルを「国内の石油資源=都市油田」と捉え、新たなものづくりに取り組んでいる。

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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は?』
「会社はもちろん家でも資源ごみの分別を徹底。
牛乳パックもきれいに洗ってリサイクル」

株式会社髙木化学研究所 代表取締役社長
高木 啓至さん

ペットボトルを高品質の自動車部品に再生

使用済みペットボトルを用途別に高品質のペレットに加工し、ポリエステル不織布、自動車のプラスティック部品や内装材などに加工。愛知県で回収されたボトルを県内で加工するため、タンカーで原油を運ぶような手間がなくCO2も削減できる。2012年には愛知環境賞で銅賞を受賞するなど、高く評価されている。

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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は?』
「社内では節電と資源ごみの分別を徹底。
資源ごみ=お宝だ!」

株式会社近江物産 代表取締役
芝原 茂樹さん

再生ペレットは、バージン材料に匹敵する鮮やかなカラー

廃棄プラスティックを製品原料のペレットに再生する専門企業。生産されたペレットは、自動車の部品やバッテリーケース、物流パレットなどに加工される。再生プラスティックは強度が難点だったが、バージン材料に劣らない強度を出すことに成功。中東から原油を運ぶことを考えると、およそ75%のCO2削減になるという。

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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は?』
「地域のエコ活動に参加。吉野川にホタルを呼び戻したい! 」

株式会社アクト 代表取締役
尾北 俊博さん

ゼオライ系の凝集剤は環境、生態系にやさしいのが一番の特徴

水質改善に役立つ、鉱物のゼオライトにプラスイオンとマイナスイオンをのせた無機系凝集剤「水夢」が基幹商品。化学薬品を使わず、イオンのやりとりだけで水のにごりを沈澱させ、ろ過する。大規模な汚水処理施設が必要ないので、中小企業の工場排水処理などに使われている。生物に害がないため、水槽の汚れとりなどにも応用されている。

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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は?』
「自社工場を省エネモデル工場に!
社長が大学でエコビジネスの公演も行っています!」

富士エネルギー株式会社 代表取締役
亘 元明さん

工場などの大型事業所や病院などで使われる筒型の太陽集熱器

創業以来、真空ガラス管形太陽集熱器に携わり今年で30年になる。8年前に自社開発した「FujiヒートP・SOLAR」は、全国の産業用太陽利用システムで約3割のシェアを持つ。メンテナンスに優れ、化石燃料使用量の大幅削減と、それに伴うCO2排出量削減に貢献できる。このことから、お湯などに大量の熱エネルギーを利用する病院や温浴施設、工場などで活用されている。

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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は?』
「家庭ではゴミ分別を徹底。
"分別奉行"と呼ばれています(笑)」

協同フィッシュミール工業株式会社 常務取締役
齋藤 洋治さん

飼料用魚粉は需要が多く、材料になる魚の残渣が足りない状況

東北や三陸で干物や練り物などの食品に加工される魚の残渣(頭やアラなどの廃棄される部分。昔は焼却していた)を、魚粉や魚油などに加工している石巻の企業。東日本大震災で大きな被害を受けた。製品は家畜や養殖魚の餌、ペットフードなど、用途に合わせてたんぱく質やミネラルの割合などが調節される。

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『社長自身が取り組むプチ"エコ"活動は?』
「三重県の小学5年生を対象に、
毎年『環境授業』を行っている」

万協製薬株式会社 代表取締役社長
松浦 信男さん

高校生レストラン「まごの店」で有名になった県立相可高校の生徒とコラボした「まごころコスメ」はヒット商品

地元・三重県立相可高校の精算経済科の生徒からアプローチがあり、規格外で出荷されない農産物を二次利用した地域貢献商品を共同開発した。三重特産の伊勢茶エキスやオレンジオイルなどを配合した化粧品を商品化。「誰でも売れる」流通経路なども評価され、2012年は第9回日本パートナーシップ大賞グランプリに輝いた。

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