未来の企業応援セミナー in 四国

地域から未来へビジネス創造を続ける中小企業・小規模事業者

2013年12月2日、高松市サンポートのかがわ国際会議場で開催。パネルディスカッションでは、地元経営者らがインターネットを活用した情報収集や共有、発信などについて討論しました。

●パネリスト
葵機工 代表取締役専務-----------------------------大西 昭氏
高松丸亀町TCM 代表取締役----------------------熊 紀三夫氏
ROOTS BOOKS代表-------------------------------小西智都子氏
エヌ・イー・ワークス 代表取締役社長ー-----------三澤 誠氏
かがわ産業支援団体 企業振興部 部長ー---------武井 壽紀氏
中庭情報サービス 代表取締役社長・NPO法人ITCかがわ会長ー-------------中庭 正人氏

●コーディネーター
四国ドリームビズ 代表--------------------------亀山 初美氏

亀山 初美氏
亀山 初美氏

亀山

三澤さんが11年間経営してきた中で一番の課題は。

三澤

花のお菓子を作ったのだが、それを買ってもらう前の前段の、いかに知ってもらうかが重要課題だった。その中でミラサポというサイトがあることを知り会員登録。会社やお菓子のことを投稿すると、問い合わせ、見積り、サンプルの希望などのほか、他社への紹介、情報提供などが寄せられた。我々がやっていることを知ってもらうだけで販路拡大にもつながるし、応援してくれる人も見つかる。
三澤 誠氏
三澤 誠氏

亀山

ミラサポの会員の約半数は専門家の方々。最近は企業の会員が増えてきている。それは、情報のキャッチアップだけでなく、誰かとつながれば何かが起こる期待があるのではないか。
小西 智都子氏
小西 智都子氏

小西

中小企業支援では、経営支援や新規創業などのいくつかのカテゴリーがあるが、私たちにはそれが専門用語に見えてしまう。ミラサポはホームページも優しく書かれていて、ITを使える人は入りやすいのではないか。

中庭

ミラサポが育つかどうかは、参加者が楽しみながら関わっていくことが重要。ミラサポを国が作った箱と考える向きはあるが、箱を通じて企業同士、支援機関、専門家がつながり、それが育つということではないか。
中庭 正人氏
中庭 正人氏
熊 紀三夫氏
熊 紀三夫氏

ミラサポのいいところは、使っている人がいいと言っているのが今っぽくていい。実際に使っている人の言葉は、相手にも伝わる。

亀山

葵機工さんは何がきっかけで芦原科学大賞や経済産業省のものづくり大賞を受賞されたのか。

大西

県の職員の方から話があった。そのきっかけは前社長の、「人間が会社にいるのは8時間。人間のいない16時間の間にどんなものができるかを予測して、それを安心感としてお客様に売る」という言葉だ。この言葉をビジュアル化したのが予測管理技術だ。ぜひ応募すべきと勧められ、その結果ダブル受賞となった。勧めてくれた方には感謝している。
大西 昭氏
大西 昭氏

亀山

支援機関として、ミラサポお勧めのメリットは。
武井 壽紀氏
武井 壽紀氏

武井

ミラサポはバーチャルな世界だと思うかもしれないが、専門家派遣という仕組みがあって、年間3回まで専門家の方が足を運んできてくれる。つまり、リアルな世界で専門家が来てくれるのは大きなメリットだ。財団は支援機関といいながらも、企業の方と職員、コーディネーター、専門家が一緒に知恵を絞って考えようという場所。どちらも敷居は高くないので、とにかく利用していただきたい。

中庭

これから起業しようとする方や事業者の方の中には、外から見た自分が見えていないケースが多い。ミラサポでコミュニケーションをとることで、いろいろな立場から見た自分が見えると成長につながる。外部との敷居を下げるツールとしてミラサポがあるのであれば、そういう場で事業者さんと支援機関がつながり、いろいろな支援策を使っていただければと思う。ミラサポのアドバイスや補助金、専門家派遣などは、企業が成長するきっかけになると思う。

今日のディスカッションだけでも、頭の中で次にやりたいことが湧き出ている。地元にはいっぱいいいものがあるといわれ続けているのに、それが世に出ないという歯がゆい思いをされている方もたくさんいらっしゃると思う。やはり時代の中で世に出すためには、一つも二つもひねって工夫をしていかないと出ていかない。そうした中で、ミラサポの中のいいチームが組んで、日の目を見るように世に出していきたい。
XXX

小西

今自分が抱えている課題だけでなく、今日のような新しい情報に触れると、何か新しいチャレンジのきっかけになる。新しい刺激を受けると、また新しいアイデアが生まれるようなヒントがもらえる。まず、自分が行って、周りの人にも教えてあげたい。

大西

現在、葵機工では「教育」を「共育」という文字を使っている。ミラサポは、まさに「共育」の場だと感じている。これから私も、もっと発信したいと思っている。

三澤

ミラサポは日本人が作り上げていくものではないか。現在は約2万4000社の規模なので、今入会して自分たちが使いやすくするための意見や提言を発信し、またそれに応えてくれるというのが、他のSNSとの大きな違い。これからいいものになるか、わるいものになるかは、使っている人がどれだけいいものにしようとするかにかかってくる。思いを持ってみんなで育てられるようなサイトになるといい。

亀山

使う側も、きちんと使う必要がある。ミラサポが、つながるためのプラットホームになっていただいたら価値がある。今後に期待したい。



すべての特集を見る