褥瘡対策マットレス
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PASTEL CALLA

業態/電気機械器具製造業

栄商金属株式会社

KANTO
新たな体圧分散機能を導入した褥瘡対策マットレスの開発
今、全国約170万人の入院患者のうち1~2割が褥瘡(じょくそう)、いわゆる床ずれを発症している。栄商金属(株)と国立長寿医療研究センターが共同開発した「超低圧体圧分散マットレス」は、患者の症状を軽減することはもちろん、医療現場の省力化にも貢献する製品として注目されている。

事業名:新たな体圧分散機能を導入した褥瘡対策マットレスの開発

今、全国には約170万人の入院患者がいるといわれ、そのうち1~2割が褥瘡(じょくそう)といわれる床ずれを発症しているという。床ずれ対策のために看護師が数時間おきに体位変換を行うなど、医療現場での負担にもなっているこの現状を変えるのが、栄商金属(株)と国立長寿医療研究センターの開発による「超低圧体圧分散マットレス」である。患者の症状を軽減することはもちろん、医療現場の省力化にも貢献する製品として注目を集めている。

取り組みのきっかけ

マシン(キリトリ)

名古屋にある国立長寿医療研究センターでは、地元企業とともに床ずれ対策マットレスの研究を進めていた。各患者の体型や状況に応じ、手動で空気圧力調整を行えるマットレスの採用を試みたが、そのコントロールは医療スタッフの経験値によるところが大きく、普及には結びついていなかった。そこでチームが着目したのが、ものづくりの町・大田区で50年以上の実績を積み上げてきた栄商金属(株)のマシン(キリトリ)である。同社が過去に手掛けた、カリスマ美容師のハンドテクニックを記憶・出力できるマシンの技術が、開発現場に新たな扉を開いた。

ものづくりの経緯

開発風景

国立長寿医療研究センターには、絶妙なエアマットの圧力調整で床ずれの治療ができる医療チームのノウハウがあり、学会で高い評価を受けていた。その「感触」を工学博士が数値化し、栄商金属(株)の「ハンドテクニックを再現できる技術」と合わせることで、開発は大きく動き出すことに。個人の体型の違いからくる圧力バランスを最適に分散する「エアセル」というマット心臓部の試作、サンプル個体数の向上など、量産化に向けた様々な実験には資金の課題も生じたが、助成金の活用により無事に開発を完了することができた。

取り組みの成果

完成したマットレス

技術的な数値をクリアするだけでなく、機械的な見た目をできる限り改善し、心安らぐデザインにもこだわった。完成したマットレスは、すでに病院での導入が始まっている。充分に体圧分散された自然な寝心地は、床ずれ減少に結びついただけでなく、思わぬ成果も生み出した。それは患者の睡眠環境改善である。床ずれの痛みが原因で寝つきが悪く、徘徊していた患者が深く眠れるようになり、目を覚まさなくなったという。体力回復にもつながるこの成果は、医療とものづくりの思いをひとつに重ねて歩んできた開発チームを大いに沸かせた。

今後の展望

佐山社長インタビュー

今後は医療機器メーカーや販売会社をパートナーに加えて販売網の増強を図り、全国の病院への普及を目指す。また、アスリートに質の良い睡眠を提供することで体力回復へと結びつける専用ツールとして、あるいは一般向けの健康マットレスなど、新たな市場も視野に入れている。「ものづくりの会社をやっているものの夢といえば、この世にスターとなるようなものを送り出すこと」という佐山代表。「あのマットはうちが携わったものだと、全国に胸を張れるものに育てていきたい」と、ものづくりの誇りをかけた社会変革にさらなる意欲を燃やしている。

栄商金属株式会社

栄商金属株式会社

1962年に創業、電子機器の成長スピードが著しい中で柔軟な対応力により着実な成長を遂げ、ものづくりノウハウとコーディネート力を強みとしながら、環境に対応したマシンを開発・提供。品質・環境保証はもちろん、常に新分野の技術開発に挑んでいる。

代表者:代表取締役 佐山 行宏

本社所在地:〒146-0092 東京都大田区下丸子2-1-3

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PASTEL CALLA

2014年4月結成のダンス&ボーカルユニット。 同年7月にはアメリカ・ロサンゼルスで行われた「Anime Expo®2014」に出演。その後、東京を中心に活動し、2015年1月にリリースされた1stシングル「KISS」は、オリコン週間インディーズランキング9位を獲得した。 メンバーそれぞれが舞台や映画でも活躍中。