阪和電子工業会社
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業態/各種半導体評価用測定機器及び検査機器の開発製造・販売、エレクトロニクス制御機器の開発及びOEM製作

阪和電子工業株式会社

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肉眼では見えない静電気を可視化する「静電気可視化装置」
業界で初めて、静電気の発生を色表示で判定できる装置を開発。困難を極めたのは小型化、そして電池式のコードレスの実現だったが、粘り強く改良を行い実現させた。

事業名:静電気可視化装置の開発

肉眼では見えない静電気を可視化する装置を開発した阪和電子工業(株)。これまで静電気の発生を確認できる表面電位計は存在していたが、それを色表示で判定できるようにした装置は業界初である。気軽に携帯できる軽量コンパクト設計、本体へのデータ保存やPCとの連動などの機能も搭載。およそ7年間の開発研究により誕生した画期的な装置は、静電気によるトラブルが課題となっていた様々な業界に変革をもたらすとして大きな期待が寄せられている。

取り組みのきっかけ

長谷部 巧代表取締役

静電気トラブルは電子部品をはじめとする様々な製造現場で発生し、対策が講じられている。しかし、その効果を確認する方法は存在しなかった。30年以上前から半導体の測定・検査機器の開発に取り組んできた同社でも静電気は当初から課題であり、顧客からの相談も多かった。「やっかいな静電気が、SFのようにゴーグルで見えたら面白い」。近畿大学や和歌山県工業技術センターとの共同研究の場で研究員がつぶやいた言葉が発想の原点に。検査、計測、測定などで信頼性に貢献してきた技術を活かし、静電気可視化装置の開発に踏み切った。

ものづくりの経緯

1号機、2号機の写真 または展示会の写真

ゴーグルの形状は難しくとも、まずは「かざして見るタイプ」なら実現可能という方向性がまとまり、1号機が試作された。国内の展示会に出展したところ大きな反響があり、確かな手ごたえとともに2号機を製作。もっとも困難を極めたのは小型化、そして電池式のコードレスの実現だったが、粘り強く改良を重ねた。その後も展示会での市場調査により、液晶画面の追加、SDカードやUSBデータ転送機能、スイッチの位置変更、持ちやすいように素材を金属から樹脂に変更、商品デザインを向上させるなどの改良テーマを発見していった。

取り組みの成果

開発、試作のシーン、または研究者(インタビュー)

現時点での最新モデルは3号機である。ニーズに応え続けた結果、顧客からも大いに好評を博し、さらに反響が広がっている。量産体制の確立に向けては支援を活用することにより、原材料費、機械装置費、人件費、外注加工費などの負担を軽減することができた。かつてのリーマンショックにより製造業界は大打撃を受けているが、同社も例外ではない。その経験から新技術への挑戦は必須という意識をより強くしてはいたものの、リスクがあることも否めない。リスクをできる限り抑えられる今回の支援が、新たな一歩への力強い後押しとなった。

今後の展望

最新の静電気可視化装置

量産を行い、販売を推進する段階となった静電気可視化装置。同社は本装置により「静電気が見える」というひとつのソリューションを提案したが、「静電気対策」を次のステップとし、異業種とのコラボレーションも視野に入れている。販売体制も将来的にはネット通販等の利用、静電気除去装置メーカーとのタイアップなどさらなる拡販に努めるという。フィルム業界、紙業界、塗装業界、ガラス業界など、220億円規模と推測される静電気対策市場へ向け、研究者の「面白い」を原点とした揺るぎないものづくり精神で、さらなる躍進を目指す。

阪和電子工業株式会社

阪和電子工業外観写真

半導体の製造工程における解析装置や各種試験器の開発・製造・販売を手掛ける。新技術を駆使して開発された静電破壊自動測定器・解析装置は国内市場に確固たる地位を築き、国内シェア70%を誇るなど、独自の製品で半導体の信頼性向上に大きく貢献している。

代表者:代表取締役 長谷部 巧

本社所在地:〒649-6272 和歌山県和歌山市大垣内689-3

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Fun×Famは活動6年目を迎える和歌山初のご当地アイドルグループ。故郷・和歌山に笑顔と元気を!和歌山へ「会いに来てもらうアイドル」目指して活動中です。昨年12月に8枚目のシングル「未来Yeah!」で全国メジャーデビュー!