次世代型プレス機
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業態/液圧プレス製造・販売

森鉄工株式会社

KYUSYU
多軸精密制御による次世代型プレス機及び金型の研究開発
多様な加工が可能な多軸精密制御による次世代型プレス機と、それに対応する新規金型の開発に成功。多軸プレスによる縦順送金型としたことで、金型の工程数を削減するだけでなく、製品精度が大幅に向上。

事業名:多軸精密制御による次世代型プレス機及び金型の研究開発

昨今、部品生産のグローバル化に伴い、多品種少量生産が求められるようになってきている。そのため、同社では、従来、大型トランスファープレスで成形していた製品に比べ、縦方向へ逐次成形することによるコスト面や省スペース性、柔軟対応性などにおいて有利な小型プレス機の必要性を実感。多様な加工が可能な多軸精密制御による次世代型プレス機と、それに対応する新規金型の開発に着手し、10,000kN6軸油圧サーボ制御プレス機をトライアルプレスとして本社内に設置することとした。

取り組みのきっかけ

作業風景

かつて、生産性の良い大型トランスファープレスを使用し、大量生産をされていたが、近年のグローバル化で生産拠点の分散化に伴い多品種少量生産が主流となってきた。今さら、多額の費用をかけて単体生産用の大型プレスを設備することはコストが合わない。そこで、同社では、中間在庫をなくし、後工程も含め他の加工と一体化生産の要求を受け、順送やトランスファー加工の各工程の合計加工圧力が必要な大型プレスに比べ、縦方向へ逐次成形することによる荷重分散で、必要な加工圧力が小さくなり、プレス自体のサイズも大幅に小さくすることのできる、ワンショット成形の多軸サーボプレスの開発に取り組むことにした。

取り組みの成果

10,000kN多軸精密制御プレス機

多軸プレスによる縦順送金型としたことで、金型の工程数を削減。ワンショット成形により製品のステージを移動させずに済むことで、製品精度が大幅に向上した。さらに、金型の保有面積を1/5~1/10に、プレス能力を1/5~1/8に、設備費を1/15~1/20にまで削減することが可能となった。このほか、中心穴部のボスだし、中間部の増肉、ツブシ外周部のギヤ精密せん断などを特徴とする、多軸プレスに適合する成形部品の開発にも成功。加えて、10,000kN多軸精密制御プレス機による構成部材の剛性向上も実現した。

支援活用・反響

森鉄工株式会社

今回のサポインのプロジェクトは、自動車産業のプレス工程による多軸精密制御を駆使した次世代型プレス機であることをイメージしてチャレンジを行った。その取り組みが実を結んだのは、財団法人佐賀県地域産業支援センター、株式会社秦野精密、佐賀大学、佐賀県工業技術センターをはじめとする多くの方々からの協力・支援があったからこそのものといえる。事業化を実現したことで、同社には、「多軸成形試験に借用したい」「試験が成功したら最適の生産用プレス設備を発注したい」等の声が多数寄せられている。

今後の展望

森社長インタビュー

同社は、現在、自動車の駆動系部品向けを中心としたプレス製造・販売を行っているが、今後は自動車の足回り系統向けなどにも事業を展開していく予定。さらに、金属加工に止まらず、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)部材や粉末分野への進出も計画している。また、地域への貢献と日本の「モノづくり」を考えた活動も重視。その一環として、佐賀県の支援のもと、小中学生向けの体験学習プログラムを企画・検討するなど、地元の子供たちに「モノづくり」を身近に感じてもらえるような取り組みを計画している。

森鉄工株式会社

森鉄工株式会社

ファインブランキングプレス、多軸油圧サーボプレス、油圧式(ストレートサイドフレーム)熱間冷間鍛造・深絞り・樹脂成型プレス、研磨スラッジ脱液固化機をはじめとする、各種液圧プレスおよび鍛圧機械の設計・製造メーカー。2012年、2014年、日本塑性加工学会賞受賞、2014年、経済産業省より、グローバルニッチトップ企業100選に選定された。

代表者:代表取締役社長 森 孝一

本社所在地:〒849-1302 佐賀県鹿島市井手2078

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