難削材を使った金網製作
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業態/工業用金網製造・販売

竹中金網株式会社

SHIKOKU
難削材(高付加価値素材)を使用した高精度金網製造加工技術の試作開発
支援を活用し技術開発と設備投資を行い、ニーズが増えている難削材による高精度な金網製品を安定的に製造することを可能にした。さらにデータ化することで、機械のオペレーションスキルさえあれば誰でも加工作業に携われることを可能とし、生産性を向上させた。

事業名:難削材(高付加価値素材)を使用した高精度金網製造加工技術の試作開発

軽量性・強度性・耐熱性などに優れた高付加価値金属素材の大半が、難削材といわれる削りにくく加工しにくいものである。そんな加工が難しい難削材を使った金網製作にチャレンジした。具体的には、まず、難削材それぞれの特性に合わせ織り方を変えることで加工が可能になることを、幾多の実証試験により確認。そこで得られたデータを基に、自社で金型製作を行った後、NC装置付きクリンプ(波付け)加工機での試作加工を実施した。試作加工では自社金型の耐久性も評価。従来金型で出現していた大きな摩耗が見られず、課題をクリアすることができた。

取り組みのきっかけ

竹中社長インタビュー

同社が製造する金網はさまざまな産業の多様な環境で利用されることから、高付加価値の難削材を使った金網のニーズが増えてきていた。しかし、当初、難削材の加工方法については手探りの状況であり、旧来のクリンプ加工機では金型の激しい摩耗や高い不良品率など、乗り越えなければならない課題が数多くあった。そこで、作業員の経験と勘が頼りの金網製造用クリンプ加工機をNC位置決め装置の付いたものに入れ替えるとともに、難削材による金網製造条件に適した金型開発に取り組むことで、製品化を実現したいと考えた。

取り組みの成果

金網製品

設定数値データの蓄積ができるNC装置付きクリンプ加工機の導入により、難削材の種類ごとに必要となる設定変更の時間を大幅に短縮。また、難削材ごとの最適設定データの蓄積は、作業進行上不可欠だった熟練作業者を不要とし、機械のオペレーションスキルさえあれば誰でも加工作業に携われることを可能とした。さらに、自社開発金型を使用することで、すべての難削材と織り方において、クリンプ金網目開き精度が53~93%も向上。高付加価値な難削材による高精度な金網製品を安定的に製造することが可能となった。

支援活用

作業風景

平成21年度に初めてものづくり補助金の採択を受けた後、平成24年度に難削材の加工技術を開発するにあたり2回目の補助金を受け、NC装置付きクリンプ加工機等の設備を導入した。さらに、それらを集約する事業向けに、平成25年度、3回目のものづくり補助金を受けることになった。補助金は、お金のメリット以上に、それを通じて出会えた人にこそ価値があるという。現実に、第一回の補助金の際に大手繊維メーカーの人と出会い、そこから愛媛大学の先生やさまざまな企業・団体の人を紹介いただいた。「人」が、同社の未来にもつながる最大の財産になっている。

今後の展望

竹中金網株式会社

同社は、近年、展示会等に積極的に出展することで製品アピールに注力してきた。今後も、引き続きアピールしていきながら、顧客ニーズの収集と分析を行い、同社製品の改善や新技術の研究に邁進。また、新素材を使用した環境負荷の少ない高性能金網や、高度な機能性や特殊な形状を持つ高付加価値製品の開発にも、取引先や研究開発機関などと連携して取り組んでいく。同社は、これまでにないものに常にチャレンジしていくことで、さまざまな人々とのつながりを生み、深め、会社全体のレベル向上を図っていくという。

竹中金網株式会社

竹中金網株式会社

建造物、石油化学プラント・機械保護用、食品製造向けなど、さまざまな場面で利用される高精度な工業用金網を製造・販売する専門メーカー。金網製造メーカーとしては国内で唯一、クリンプ(波付け)加工機用の金型を製作できる設備とノウハウを社内に有する。

代表者:代表取締役 竹中 健造

本社所在地:〒799-2201 愛媛県今治市大西町九王甲281番地

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2010年8月に誕生した愛媛発のご当地アイドルユニット。18歳~23歳までの5人にて構成される(結成当初は8名)。地域密着したイベントの出演や大型ロックフェスへの出演まで幅広く活躍を続ける。本年ひめぎんホールサブホールでの公演も完売して勢いが増すばかりです。