新しいビジネスのヒントがここに! ミラサポビジネススクール

経営をつづけていくために、新たな手法・視点は必須です。
中小企業の先進ビジネス、取組み事例をピックアップし、次なるビジネスのヒントをお届けします。

Lesson20
地域の未来を担う小規模事業者 1

地域に根差して事業活動を行う小規模企業。小規模企業の振興によって地域が賑わいを取り戻す、もしくは地域全体の活性化が個々の小規模企業に潤いをもたらす、というように小規模企業の振興と地域経済の活性化は表裏一体にあるといえます。

Lesson20では、地域の伝統工芸・産業を創意工夫で後世へ伝承しようと試みる企業、事業を通じて地域コミュニティを支える企業、地域に根差すよう挑戦を続ける企業、計10社の事例をご紹介します。2016年版「小規模企業白書」第3部第3章より具体的な事例をご覧ください。

1. 地域の伝統工芸・産業を現代のニーズに結び付ける

目細八郎兵衛門商店
事例1-1: 株式会社目細八郎兵衛門商店 (針製造・販売業) 「伝統工芸品"加賀毛針"の製造技法を活かしたアクセサリーを開発。繊細な技巧で現代女性の心を掴む」

「加賀百万石」として知られる石川県は加賀藩の庇護のもと、江戸時代に優れた伝統工芸や伝統文化が花開いた地。それらは今も人々の誇りであり、北陸新幹線の開業にともない...
(2016年版「小規模企業白書」事例3-3-1より)

目細八郎兵衛門商店
亀谷窯業
事例1-2: 亀谷窯業有限会社 (瓦・瓦タイル・瓦食器などの製造・販売) 「伝統の石州瓦の製法を活かし、建材用タイルや耐熱瓦食器の製造に参入。一般ユーザーや遠方からの発注が舞い込む」

島根県の石州瓦は、愛知県の三州瓦、兵庫県の淡路瓦と並ぶ日本3 大瓦の一つだ。焼成温度がほかの瓦に比べて高いため衝撃や凍害に強く、赤褐色の見た目も独特で、出雲や石見地方の風景に...
(2016年版「小規模企業白書」事例3-3-10より)

亀谷窯業
日本刀包丁製作所
事例1-3: 日本刀包丁製作所 (日本刀の製造方法で作った"日本刀包丁"の製造・販売) 「伝統的な日本刀づくりの技術を家庭でも使える包丁に応用。製作体験会を通じて販売に結び付け、技術の伝承にもつなげる」

日本刀包丁(にほんとうほうちょう)製作所が立地している長船地区は、瀬戸内市の北端に位置し、東北部は備前市、西部は一級河川吉井川の清流を境に岡山市に隣接している。吉井川の...
(2016年版「小規模企業白書」事例3-3-11より)

日本刀包丁製作所
和える
事例1-4: 株式会社和える (日本の伝統産業の技術を用いた商品開発・販売) 「日本の伝統産業を現代のデザインと融合。衣服や器など日用品として身近に感じてもらい、現代の暮らしへの浸透を図る」

日本には伝統産業品が全国各地に伝承されている。織物や染色品、陶磁器、漆器、木工品など、100年以上日用品として人々に愛され、匠の手工技術が代々職人によって受け継がれてきた...
(2016年版「小規模企業白書」事例3-3-8より)

和える
株式会社伝統デザイン工房
事例1-5: 株式会社伝統デザイン工房 (小売業・ネットショップ運営) 「400軒以上の蔵元を訪ね回り、全国から41社80銘柄の醤油を小瓶で販売。各地の醤油蔵元と全国の消費者の架け橋を目指す」

日本の食卓に欠かせない調味料の一つ、醤油。あまり知られていないが、醤油の蔵元は全国に約1,300軒ある。昭和30年には約6,000あったので、現在は4分の1にまで減っているが...
(2016年版「小規模企業白書」事例3-3-7より)

株式会社伝統デザイン工房