新しいビジネスのヒントがここに! ミラサポビジネススクール

経営をつづけていくために、新たな手法・視点は必須です。
中小企業の先進ビジネス、取組み事例をピックアップし、次なるビジネスのヒントをお届けします。

Lesson21
自社の成長につながるリスク管理 1

社会環境の変化、自然災害など、企業活動を行う上で切り離して考えることのできないリスク。
近年、リスクは損失を生み出す単に「危険なもの」ではなく、予め把握し適切に対処することで「自社に利益を生み出す可能性があるもの」としてポジティブに捉える企業が増えてきています。

Lesson21の前篇では、平時から社内のリスクに対する危機意識を高めてきた結果、有事にそれが活かされた企業、リスクに対する取組み姿勢を見える化したことにより、結果的に利益につなげている企業、計5社の事例を2016年版「中小企業白書」第2部第4章よりご紹介します。

1. いざという時に役に立つ!社内の危機意識

カネキ吉田商店
事例1-1: 株式会社カネキ吉田商店 (水産加工業) 「日ごろの訓練で高めた社内の危機意識。震災直後のスピーディーな対応に結びつき、会社の存続を支えた」

宮城県南三陸町の株式会社カネキ吉田商店(従業員90名、資本金3,700万円)は、ウニやあわび、めかぶ等を扱う水産加工業の会社である。同社では2010年のチリ地震の際の津波警報をきっかけに...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-1より)

カネキ吉田商店
大成ファインケミカル
事例1-2: 大成ファインケミカル株式会社 (合成樹脂の設計・開発・製造・販売) 「震災4日前に設置した耐震ラックが社員の命を救う。事業継続計画づくりを通じて、社内のリスクに対する意識をさらに高めた」

千葉県旭市の大成ファインケミカル株式会社(従業員66名、資本金4,000万円)は、大成化工グループが2004年に持ち株分社制に移行した際に、樹脂事業を継承する形で設立された。印刷・包装材料、コーディング材料、電子材料...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-5より)

大成ファインケミカル

2. リスク対策を「見える化」

ホスピタリティ・ワン
事例2-1: 株式会社ホスピタリティ・ワン (訪問看護サービス) 「業界内で先駆けてプライバシーマークを取得。情報セキュリティに対する姿勢の見える化によって他社と差別化を図り、事業拡大を目指す」

東京都港区の株式会社ホスピタリティ・ワン(従業員30名、資本金500万円)は、2008年創業の介護保険適用外の訪問看護サービスを手がける企業である。同社では、終末期の患者を中心に訪問看護サービスを...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-10より)

ホスピタリティ・ワン
アズコムデータセキュリティ
事例2-2: 株式会社アズコムデータセキュリティ (ドキュメント総合管理サービス等) 「ISO認証の取得のほか、施設や業務プロセスにおける情報セキュリティ対策を整備。大きな差別化ポイントとなり、受注増に」

埼玉県秩父市の株式会社アズコムデータセキュリティ(従業員60名、資本金5,000万円)は、株式会社丸和運輸機関の100%出資子会社として、ドキュメント総合管理サービスやビジネス・プロセス・アウトソーシング等を...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-11より)

アズコムデータセキュリティ
石坂産業
事例2-3: 石坂産業株式会社 (産業廃棄物中間処理業) 「7つのISO認証の運用を通じて、社員教育や業務改善に活用。外部からの信頼と企業イメージ向上で、売上高は右肩上がりに」

埼玉県三芳町の石坂産業株式会社(従業員135名、資本金7,000万円)は、家屋やビルを解体する際に出た産業廃棄物を分別・分級して、再資源化する事業を主力としている産業廃棄物中間処理業の企業である...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-4より)

石坂産業