新しいビジネスのヒントがここに! ミラサポビジネススクール

経営をつづけていくために、新たな手法・視点は必須です。
中小企業の先進ビジネス、取組み事例をピックアップし、次なるビジネスのヒントをお届けします。

Lesson21
自社の成長につながるリスク管理 2

有事の際に、自社だけでなく取引先を含めた広い視野で事業継続をいかに果たしていくか。そのためにどのような体制構築が必要か。リスク管理として事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定は、今や特別なものではなく、雇用や人材育成、事業承継などと同様に企業経営の一環として経営者が積極的に対応することが求められています。

Lesson21の後篇では、事業継続のために一歩先を見据えた体制を整備したことによって取引先からの信頼を獲得している企業、過去の海外進出時における経験を、自社のリスク管理に活用している企業、計5社の事例を2016年版「中小企業白書」第2部第4章よりご紹介します。

3. 一歩先を見つめたリスク対応

コミット
事例3-1: 株式会社コミット (情報システムの開発・運用、情報セキュリティサービスの企画・開発・販売) 「トップが主導し、社員だけの力で情報セキュリティ体制を強化。そのプロセスが取引先や業界内での評価を向上させた」

東京都港区の株式会社コミット(従業員42 名、資本金 4,000 万円)は、天間晃彦社長が 2003 年に設立した情報 システムの開発・運用や情報セキュリティサービスの企 画・開発・販売を手がける...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-12より)

コミット
生出
事例3-2: 株式会社生出 (包装資材・緩衝材の設計、製造等) 「同業5社と災害時の支援ネットワークを構築。いざという時の代替生産を可能にし、取引先からの継続受注へつなげる」

東京都西多摩郡瑞穂町の株式会社生出(従業員56名、資本金1,000万円)は、1958年創業の包装資材・緩衝材の設計、製造からロジスティクスサービスまでパッケージング関連サービスを手がける...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-6より)

生出
桐栄工業
事例3-3: 桐栄工業株式会社 (精密プレス加工、コネクター加工業) 「後継者問題を解消すべく、社内一丸となって事業承継計画づくりへ。その取り組みが取引先から評価され、次期後継者も決定」

神奈川県伊勢原市の桐栄工業株式会社(従業員40名、資本金8,000万円)は、1956年創業の精密プレス加工、コネクター加工を行う企業である。同社では、後継者問題に悩んでいた2013年...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-7より)

桐栄工業

4. リスクを恐れず、海外での経験を武器に

ホスピタリティ・ワン
事例4-1: 株式会社東研サーモテック (熱処理加工業) 「アジア通貨危機や契約など、海外で苦境を乗りこえた経験をリスク対策に反映。現在タイ、マレーシア、中国、メキシコで成長を続ける」

大阪府大阪市の株式会社東研サーモテック(従業員 740 名、資本金 8,800 万円)は、幅広い熱処理加工の基 盤技術を有し、受託加工を行う企業である。 同社は...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-2より)

東研サーモテック
川上機工
事例4-2: 川上機工株式会社 (新聞販売店向け機器等の開発・設計・製造) 「韓国への進出~撤退の経験から学んだことを社内のノウハウとして蓄積。次なる海外への挑戦に活かす」

群馬県高崎市の川上機工株式会社(従業員37名、資本金1,000万円)は、新聞販売店向けの機器を中心に扱う卸売・サービス業の企業である。主にグループ会社である...
(2016年版「中小企業白書」事例2-4-3より)

川上機工