新しいビジネスのヒントがここに! ミラサポビジネススクール

経営をつづけていくために、新たな手法・視点は必須です。
中小企業の先進ビジネス、取組み事例をピックアップし、次なるビジネスのヒントをお届けします。

Lesson22
"稼げる企業"への進化 1

企業活動には様々な意思決定が存在し、その一つひとつが企業の行く末を決めているといえます。企業が成長を果たすには、従来のやり方や考えに固執せず、新しい考えや取り組みを柔軟に取り入れて実践することも必要です。
ときに、経営者や経営層が時代の流れを読み、経営・事業方針の大きな変更を決断を下すことが、"稼げる企業"への成長につながるケースも増えています。

Lesson22の前篇では、商材はそのままに用途を広げることで逆境を乗り越えた企業、創業精神を受け継ぎ3代続けて大きく業態転換を遂げた企業、価格競争から脱却し高付加価値化戦略によって稼げる会社へと成長した企業など、計5社の事例を2016年版「中小企業白書」第2部第6章よりご紹介します。

1. 時代の流れを見極め、事業方針を転換

セラリカNODA
事例1-1: 株式会社セラリカNODA (ロウの製造) 「ロウの用途をロウソクから広げて提案。建築塗料、食品添加剤など今後需要の高まりが期待できる分野に進出」

神奈川県愛川町の株式会社セラリカNODA(従業員数18人、資本金4,000万円)は、和ろうそくや鬢付け油向けのロウ製造業者として江戸時代天保年間(1832年)に...
(2016年版「中小企業白書」事例2-6-1より)

セラリカNODA
あいや
事例1-2: 株式会社あいや (抹茶の製造販売) 「無名の抹茶であることを逆手に、食品加工用の抹茶製造にシフト。他社に先駆け新たな市場を生み出し、東南アジアにも積極的に展開」

愛知県西尾市に本社を構える株式会社あいや(従業員数100名、資本金3,000万円)は、1888年に創業した抹茶の製造販売会社である。同社は、抹茶を食品加工用に転換することで、...
(2016年版「中小企業白書」事例2-6-4より)

あいや
生活の木
事例1-3: 株式会社生活の木 (ハーブ類を中心とした各種商品の製造小売・卸売) 「欧米のライフスタイルを取り入れ、日々の暮らしを豊かにするという精神を先代から受け継ぎ、洋食器からハーブ事業に転換。国内に新たな市場を築く」

東京都渋谷区に本社を構える株式会社生活の木(従業員数730名、資本金1,000万円)は、ハーブ類を中心とした各種商品の製造小売・卸売を行っており...
(2016年版「中小企業白書」事例2-6-3より)

生活の木

2. 価格競争からの脱却

水上印刷
事例2-1: 水上印刷株式会社 (オフセット印刷、特殊印刷を主力とする印刷業) 「自社を印刷業ではなく"情報加工業"と再定義。印刷に関わるマーケティングから物流までサービスを拡大し、高付加価値化で差別化を図る」

東京都新宿区に本社を構える水上印刷株式会社(従業員数132名、資本金1,000万円)は、オフセット印刷及び特殊印刷を主力とする企業である。同社は市場が縮小傾向にある印刷業界において...
(2016年版「中小企業白書」事例2-6-2より)

水上印刷
福禄寿酒造
事例2-2: 福禄寿酒造株式会社 (清酒販売) 「安価な普通酒販売から大きく方針転換。大規模な設備投資と新たな醸造方法で高品質な清酒づくりを実現し、収益力を回復」

秋田県五城目町の福禄寿酒造株式会社(従業員19人、資本金25,000千円)は、1688年に創業した清酒の蔵元である。現在の代表取締役社長である渡邉康衛氏は16代目で、2001年に大学を卒業後、...
(2016年版「中小企業白書」事例2-6-11より)

福禄寿酒造