新しいビジネスのヒントがここに! ミラサポビジネススクール

経営をつづけていくために、新たな手法・視点は必須です。
中小企業の先進ビジネス、取組み事例をピックアップし、次なるビジネスのヒントをお届けします。

Lesson3
拡がる!受発注の新しいカタチ!!

インターネットの普及により、事業者のみでなく、スキルを持った学生や主婦など個人にも仕事を依頼できるようになりました。Lesson3では、そうしたITを活用した受発注の仕組み"クラウドソーシング(crowdsourcing)"をテーマに取り上げます。
"クラウドソーシング"の語源は、一般に、群衆を意味する「crowd」と外部委託を意味する「outsourcing」の組み合わせと言われています。ITと聞くと敷居が高いと思いがちですが、事業者、個人に関わらず上手に活用し、ビジネスにつなげている方が増えているようです。

2014年版「中小企業白書」第3部より、"クラウドソーシング"の仕組みや活用事例をご紹介します。

1.企業の広報から本業までをサポート

SeaGreenの神谷貴子氏
事例1-1: SeaGreen「クラウドソーシングを活用してホームページを開設した個人事業者」

愛知県名古屋市のSeaGreen は、女性専用のマッサージ・エステサロンである。個人事業者である神谷貴子(かみやたかこ)氏は、他のサロンでのアルバイト経験を経て、2013 年12 月に独立・開業した。
神谷氏はサロン開業にあたってホームページを開設する必要があった。当初は自作も試みたが...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-4より)

SeaGreenの神谷貴子氏
望月農園の望月秀紀園主と夫人の美紀氏
事例1-2: 望月農園「クラウドソーシングを活用してロゴやラベルを作成した農園」

山梨県山梨市の望月農園(従業員6 名)は、南面傾斜でトマトと桃を栽培・販売する日本で唯一の農園である。露地で3,000 坪、施設で1,100 坪の広さがあり、保水性の良い粘性土地盤が特徴である。桃栽培は先代から続けて約90 年になり、トマト栽培は現園主の望月秀紀(もちづきひでき)氏が開始して約18 年になる。桃の大部分は...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-5より)

望月農園の望月秀紀園主と夫人の美紀氏
株式会社ソフトプランナーの池田祐一執行役員
事例1-3: 株式会社ソフトプランナー「クラウドソーシングを活用して経営課題を解決した企業」

千葉県成田市の株式会社ソフトプランナー(従業員8 名、資本金2,000 万円)は、自動車整備システムや車両販売管理システムの制作・販売を行う企業である。小規模な自動車整備企業や中古車販売企業が主要な顧客となっている。
同社は以前、システム導入に際して課題を抱えていた。新規顧客が他社システムから同社システムに乗り換える際...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-3より)

株式会社ソフトプランナーの池田祐一執行役員
株式会社ココロの西川岳樹社長
事例1-4: 株式会社ココロ「クラウドソーシングを活用して業務量を平準化する企業」

大阪府大阪市の株式会社ココロ(従業員5 名、資本金100 万円)は、ホームページや広告物の制作を通じて、企業ブランディングを支援するデザイン制作会社である。デザインだけでなくアフターサポートの良さも評価されており、クライアント企業からのリピートでの受注や紹介を通じた受注が多い。
同社の西川岳樹(にしかわたけき)社長が...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-6より)

株式会社ココロの西川岳樹社長

2.個人の新しい働き方を実現

クラウドソーシングを活用する朝谷慶子氏(仮名)
事例2-1: クラウドソーシング受注者(個人)「クラウドソーシングを活用して仕事と家庭を両立する主婦」

東京都在住の朝谷慶子氏(仮名)は、クラウドソーシングを活用して在宅ワークを行う主婦である。
朝谷氏は大学卒業後に大手製造業に就職し、総合職のセールスエンジニアとして10 年間勤務していた。産休や育休、時短勤務等の制度を利用して仕事と家庭との両立を図っていたが、地方や海外に出向くことのできない朝谷氏は...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-7より)

クラウドソーシングを活用する朝谷慶子氏(仮名)
事例2-2: クラウドソーシング受注者(個人)「クラウドソーシングを活用して「第三の人生」を歩み始めたシニア」

大阪府在住の60 代男性の新庄政行氏(仮名)は、クラウドソーシングを活用して仕事を受注しているフリーランスのデザイナーである。
新庄氏はデザイン学校を卒業した後、商業デザインの会社を経てから中途で新聞社に入社し、主に新聞の図版作成に従事してきた。60 歳を過ぎた頃、もう一度商業デザインの仕事をしたいという思いを強く...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-8より)

3.新しい受発注のカタチをバックアップ

事例3-1: 株式会社クラウドワークス「日本最大級のクラウドソーシングサイトを運営する企業」

東京都渋谷区の株式会社クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」(http://crowdworks.jp/)の運営企業である。同ウェブサイトは「仕事を依頼したい人(発注者)」と「仕事を受けたい人(受注者)」をオンラインでマッチングし、最短15 分で仕事を開始できるサービスを提供している。2012 年3 月のサービス開始以降急成長を続け、累計の仕事依頼総額は...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-1より)

事例3-2: 株式会社リアルワールド「マイクロタスク型クラウドソーシングサイトを運営する企業」

東京都渋谷区の株式会社リアルワールドは、マイクロタスク型に特化したクラウドソーシングサイト「CROWD(クラウド)」(http://www.realworld.jp/crowd/)を運営する企業である。2005 年に創業した同社は、創業前から構想していたクラウドソーシング事業を2008 年に開始し、現在では、会員数は50 万人以上、サイト上で取引される仕事の報酬総額は累計で約60 億円相当に達している。...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-2より)

co-ba shibuya 内の様子
事例3-3: co-ba shibuya「新しい挑戦をする人が集うコワーキングスペース」

東京都渋谷区のco-ba shibuya(コーバ・シブヤ)は、株式会社ツクルバが運営するコワーキングスペースである。同社はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を通じて資金を調達し、2011 年12 月にco-ba をオープンした。
当初は「クリエイターのためのコワーキングスペース」と...
(2014年版「中小企業白書」事例3-5-9より)

co-ba shibuya 内の様子