プロジェクト担当者インタビュー

Report Vol.6JAPAN VALUEモノづくりカタログプロジェクト

乃村工藝社 担当者

「共にチャレンジをし、新しいイノベーションを生み出していきたい」

株式会社乃村工藝社 事業統括室
加藤 悟郎さん
稲村 暢子さん

株式会社乃村工藝社 CC第一事業本部
アカウント第一事業部
藤中 隆一さん

地域性、独自性、ストーリー性を重視

パートナー選定において、どのような事柄を重視されているのか、選定のポイントをお聞かせください。

現在、選定基準の検討を進めています。その中でこのプロジェクトを立ち上げた意図を振り返りますと、日本独自のモノづくり市場を残していきたい、無くしてはならないとの思いからです。伝統工芸を守り、伝統工芸を「モノ」として残すことだけではなく、空間に活かすことで「技」として残していきたいと考えています。

このような観点からグッド・ビジネス・ニッポンでの募集では、弊社デザイナーがこの技術で空間デザインしたい、この人と仕事がしたいと思わせる、「技」や「人」と出会いたいと思っています。会社の規模は問いません。

よって選定においては先進的な技術の面白さよりも、地域性、独自性にこだわりを持っていること、作り手や企業に脈々と受け継がれる技術、ストーリーを有していることを重視していきたいと思います。

乃村工藝社

パートナーとなることで、どのような機会を得ることができるのでしょうか。

乃村工藝社

まず、このプロジェクトのパートナーになった場合でも、即ビジネスに直結するとは、お約束できないことをお伝えします。
まずカタログなどのツールを通じて、弊社の約300人のデザイナーに仕様としてスペックインを促します。スペックインされることでデザイナーたちが技術や製品を提案に取り入れ、採用になれば実際に活用され、活用されることでさらに横に広がっていきます。

活用の場は大きく2つに分かれます。「都市での活用」と「地域での活用:地産地消」です。 前者は大手デベロッパーの案件や飲食店などが多く、都市で日本のモノづくりの良さを活かした空間づくりとなります。また、最近はアウトバウンド(日本から海外への展開)の需要も多く、香港、シンガポール、上海などで、日本的な美が求められています。

後者は、地方の博物館など文化施設や、ビジターセンターなどの需要です。こちらは地域の良さを活かした空間づくりが求められます。海外から多くの観光客が訪れ始めていますが、地域の良さを示すことでインバウンド(外国人旅行者を自国・地域へ誘致)対応ともなります。

エントリーシートへは、どのようなことを記載してほしいですか。

モノづくりでは、固有名詞的な情報が入っていると、選ばれやすい傾向にあります。同じ「青」でも、ただ一言「青」というのではなく、どんな環境で生まれた青なのか、だれが作り出した青なのか、「青」のもつストーリーが作りたい空間の世界観と合致した場合、採用されやすいのです。
ですので、会社、製品の歴史や、職人さんの個性をぜひエントリーシートではアピールしてください。また、デザイナーたちがぜひ提案したい、採用したいと思うような独自性も記載してください。

デザイナーがイメージしやすいように、その技術を使った写真があれば、添付をしてください。ただ、今回の募集では新しいイノベーションを共に生み出したいとの思いが強いので、既存品や過去にはこだわりません。

製品でなくとも、地域性、独自性、特色が出る素材であれば、素材単体でのエントリーも受け付けています。デザインは弊社のデザイナーたちが考えますので、一緒に新たな活用の仕方、モノづくりに取り組みましょう。

ぜひ、新しい伝統工芸のイノベーションに、共にチャレンジしていきましょう。 エントリー、お待ちしています。

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乃村工藝社