プロジェクト進捗レポート

Report Vol.15エントリー・パートナーズミーティングのご報告

新しいビジネスマッチングから
新しいビジネスが動き出す!

全国から300件のエントリー
約半数がパートナーズミーティングへ

新しい"価値" "ビジネス"の創造へ向けて

2015年7月21日(火)から10月2日(金)まで、74日間にわたりエントリーの受け付けを行い、12プロジェクトへ合計300件のエントリーをいただきました。募集を行ったプロジェクトは「ものづくり・技術」分野と「ネットワーク・地域」分野で各6プロジェクトであったためか、業種別では「製造業」が約半数を占めて、ITコンサルティングや広告業、システム開発などを含む「サービス業」、「卸し・小売業」と続きました。

いただいたエントリーシートを大企業等のプロジェクト担当者が丁寧に読み込み、約半数のエントリー企業に「パートナーズミーティング」へご参加いただきました。
この「グッド・ビジネス・ニッポン」の取組みは、大企業と中小企業・小規模事業者が互いに自社の価値を提供・共有し、新しい"価値"と"ビジネス"を生み出す、全く新しいビジネスマッチングの形です。これまでの「受発注」の関係性とは異なります。よって、パートナーズミーティングでは「パートナーシップを築くことができるのか」「一緒に協業モデルをつくれるのか」について、大企業等プロジェクト担当者、エントリー企業の双方がアイディアを出し合い、議論を行いました。

その甲斐あり、さっそく複数のプロジェクトが協業へ向け、次のステップへ動き始めています。
「グッド・ビジネス・ニッポン」の新しいビジネスマッチングから生まれた、新しいビジネスに、今後もご期待ください。

パートナーズミーティングを終えて:ものづくり・技術

ルナウェアインバウンド促進プロジェクト
supported by コドモエナジー株式会社

幅広く様々な方向性で募集テーマを設定していたので、そのことで逆にわかりづらかったのではと不安もありました。そのような中、弊社へは全国から10社程度のエントリーをいただきました。焦点を絞って募集をしてしまっては出会えなかったような内容もあり、テーマ設定には様々な気づきがありました。
エントリーシートを拝見し、7社とパートナーズミーティングでお会いさせていただきました。この7社と出会えたこと自体が、弊社単独でアクションをとるのでは難しいことなので、「グッド・ビジネス・ニッポン」に参加した意味があったと思っています。
お会いした企業のエントリー内容は、事業展開の方向性がわかりやすく、何を弊社に求めているのかも伝わりやすいものでしたので、実際にお会いした場では、話が進みやすかったです。
パートナーズミーティングを経て、今後2社と具体的な話を進めていこうと思っています。自社で施設をお持ちの企業と高度な加工技術を持っている企業です。1件でも多く、今後協業したいと思っています。
またこのような機会があれば、ぜひ参加したいと思います。

コドモエナジー


日本ユニシス IoT時代の新しい防災・監視サービス開発

IoT時代の新しい防災・監視サービス開発プロジェクトsupported by 日本ユニシス株式会社
技術知識を広げたいとの思いもあり、IoTや防災、センサーという、広めのテーマを投げかけました。その結果、いただいた提案の幅もとても広かったです。
20件弱のエントリーをいただきました。エントリーシートでは技術の詳細よりも、ビジネス展開・技術の活用・使い方の広がりなどを説明された方が、判断しやすかったです。
9社とパートナーズミーティングでお会いしました。お会いした企業のほとんどは知らないベンチャー企業で、要素技術を持っている企業と、そうでない企業に分かれます。要素技術は優れているのに、どう他社と付き合っていけばよいのかがわからないという企業もありました。今後私たちがコーディネートを行い、企業と企業をつないでいく活動も必要だと感じています。
付き合って一緒にビジネスをしていくとなると、結局は人と人になります。パートナーズミーティングは経営者の人柄などが見える場でもあり、勢いのある企業と直接話ができるこのような機会は、大切だと思いました。



Samurai Style サムライグッズ販売プロジェクト supported by 日本ユニシス株式会社
40社弱にエントリーいただき、15社とパートナーズミーティングを行いました。今後も継続して調整していきたい企業は4社ほどいらっしゃいます。
今回の選定基準は、商品開発の投資をすることは難しいので、商品をすでに持っているのか、Samurai Styleのコンセプトにあっているのか、海外で販売するのに適切であるかを重視しました。
パートナーズミーティングへは商品を持参いただき、実際に商品を手に取り、エントリーシートの写真ではわからないサイズ感、質感を確認できたので、この段階で実際に出会える場を設けられたことはよかったと感じています。
今後ビジネス協業を進める上では、パートナー企業が商品展開のビジョンを持っていることが重要となってきます。Samurai Styleがプロモーションやマーケティングのご支援をさせていただきますが、弊社とパートナー企業のメリットをどう形にできるのか、これから調整を進めていきたいと思います。

日本ユニシス Samurai Style
乃村工藝社

JAPAN VALUEモノづくりカタログプロジェクトsupported by 株式会社乃村工藝社
私たちのプロジェクトは社のイントラネット上にカタログを作ることがスタートとなるので、提案いただいた素材などが使用され、具体化させるタイミングは少し先になります。そのようなプロジェクトではありますが、50数社にエントリーをいただき、17社にパートナーズミーティングへ来ていただきました。
今回は3つの具体的な条件を基に選考を行いました。(1)伝統的な技術であるか、(2)伝統的な素材であるか、(3)地域特性があるかの3点です。
パートナーズミーティングでお会いしたみなさんには、ぜひカタログに参加いただきたいと思い、現在調整を進めています。カタログでは同じ素材であっても、どこが他と異なるのか、セールスポイントは何であるのか、そして製品のストーリーをわかりやすく伝えていく必要があります。掲載するPR文面をみなさんと一緒に考え、多くのコラボレーション実績が生まれる、よいカタログにしていきたいと思っています。

FDS(Froebel Design Standard)
商品開発プロジェクト
supported by 株式会社フレーベル館

30社ほどからエントリーをいただき、約20社とパートナーズミーティングを行いました。
商品を持っている方、技術を持っている方、デザイン提案くださる方、いろいろな提案をいただき感謝しています。日ごろは出来上がった製品の提案を受けることが多いのですが、今回はこれまで出会ったことのない素材や技術に数多く出会えてよかったです。
また、協業で一緒にものづくりを行っていく取組みであるからか、提案いただいたレベルも高かったと感じています。
パートナーズミーティングでお話をし、弊社と2社で進める提案のみならず、参加いただいた複数企業の提案を組み合わせ、コラボレーションしていきたいと思う提案もあったので、詳細を双方にご相談し、形にしていきたいと思います。
商品開発に向けては次のステップに行かないと判断がつかない状況ではありますが、具体的に見積もりを取るなど、10社程度と先に進みたいと考えています。

FDS(Froebel Design Standard)
ディズニー<ジャパンクラシック>シリーズプロジェクト

ディズニー<ジャパンクラシック>シリーズプロジェクト
60件を超える、大変多くのエントリーをいただき、24社とパートナーズミーティングを行いました。
全国から幅のある提案をいただき、いろいろな伝統工芸の技術、事業者を知ることができました。
パートナーズミーティングを行う中で、「こういう売り方がある」、「ディズニー<ジャパンクラシック>シリーズにはこんな魅力がある」と、ご提案からたくさんのことに気付かせていただきました。この知見を今後に活かしていきたいと思います。
今後に関しては、伝統工芸としての本質的な価値、ストーリー性があるかについては前提条件として、優れた技術を持っていても発信力、提案力が伴わないとパートナーとしては進めていきづらいと感じています。その点もご理解いただけるパートナーの皆さんと、次のステージへ進みたいと思います。

パートナーズミーティングを終えて:ネットワーク・地域

東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト
supported by キリン株式会社

パートナーズミーティングでは3社の方とお会いさせていただきました。みなさま個々に素晴らしいビジョンをお持ちで、東北の復興にかける想いは共鳴できる方が多かったです。
自社の営業としてではなく、「一次生産者の現状の課題解決に直結し、長期的なビジネスパートナーとして協働しうる有益なビジネスモデルを一緒に構築していくこと」が、これからの東北の農業再生に必要な視点として捉えておりますので、各社からご提案を頂いたプランを更にブラッシュアップさせていき、具体的なプロジェクト推進に繋げていければ、と考えております。

>東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト


EVスマートモビリティ・プロジェクト

EVスマートモビリティ・プロジェクト
supported by 株式会社ジェイティービー

25件程にエントリーをいただき、18社とパートナーズミーティングでお会いしました。これから8社程度と具体的な取り組みについて話を進めていきたいと思っています。
お会いした事業者を大きく分けると、ITCやIoTに取り組む技術系の事業者と、町おこしを行うNPOや企業、道の駅を経営するような地域系の事業者に分かれます。
  多くの方とお会いしましたが、現在の事業を"点"で行うのではなく、"面"になるよう横展開が図れないと、本プロジェクトでパートナーになるのは厳しいように感じました。もちろんすぐに広域展開は難しいと思いますが、地域と地域をつなげて、今後広げていければと思っています。また、技術系と地域系を掛け合わせて、協業できるのではないかとも考えています。この可能性も、今後詰めていきたいです。
今回、本プロジェクトでは協業が難しいご提案も、お話しすることで弊社の他部署を紹介することもできました。それはそれで、お互いの事業拡大においてよかったのではないかと思っています。

いきいきシニアライフ共想プロジェクト
supported by 大日本印刷株式会社

当初数件応募いただければと思っていたが、多くの応募をいただき感謝しています。25件程のエントリーから4社とお会いし、今後2社と議論を継続していこうと思っています。
今回、個人で事業をされている方からの応募が多かったのですが、事業の継続性を考えてある程度事業規模の大きなところ、また打ち合わせを多く重ねていくことから都市部の方とお話をさせていただきました。
募集時のテーマ設定はもっと固めた状態で、機能要件までを示せればよかったとも思いますが、広めに示したことで当初想定していなかったような事業者とも出会うこともできました。ですので、今回はこのような呼びかけでよかったのではと思っています。

いきいきシニアライフ共想プロジェクト
コンビニコンテンツプリントサービス「らいぶろ」

コンビニコンテンツプリントサービス
「らいぶろ」プロジェクト
supported by 日本ユニシス株式会社

募集時にお伝えした情報が「ライブ」+「ブロマイド」と、商品特徴を強く打ち出し過ぎてしまい、ブロマイドが限られた業界のもののように感じられたためか、門戸の狭いイメージをもたれてしまったようです。テーマの示し方、伝え方は、よい勉強になりました。
パートナーズミーティングでお会いした方々とは、次のステップへ向け調整を図っていきたいと思います。現在お持ちのコンテンツやチャネルを、どう「らいぶろ」と絡めることができ、サービスを作り上げられるのか、経済条件なども踏まえて相談していきたいと思います。

丸の内朝大学 朝グッズ開発プロジェクト
supported by 三菱地所株式会社

20社強からエントリーをいただき、7社とパートナーズミーティングを行いました。流通などの詳細はお会いしてから相談できればと思い、書類を確認する段階では、具体的に何ができる、できないということよりも、私たちのコンセプトを共有できるかどうかを重視し選考を行いました。よって、商品にストーリー性がある、「伝統工芸を残したい」・「地域全体を盛り上げたい」などの課題が明確になっている方とお会いしました。
また、選んだ商品はバージョンアップできる、固定化されない商品という視点でも選ばせていただきました。
今回の企画は私たちにとっても、初めての取組みとなります。互いの良さを活かし、一緒にプロジェクトを作り上げていきたいです。

丸の内朝大学
Peace Kitchen

Peace Kitchen プロジェクト
最初のエントリー書類だけでは判断しきれませんが、最初は書類でエントリーしてもらわなければならず、この書類でどう自社をアピールできるのかも、エントリー企業にとっては重要ではないでしょうか。そういう意味では、海外展開はそれなりの事業規模がなければ難しいこともあり、具体的な実績と事業規模をエントリーシートに必ず記載いただくことも必要だったと感じています。
パートナーズミーティングにお越しいただいた事業者は、力のある方が多かったです。早速、事業化へ向けて話を進めている事業者もいます。
今回「グッド・ビジネス・ニッポン」に参加して、想定していたよりも良い企業にたくさん出会えました。今後も「パートナーであるとはどういうことか」を考え、ともに進んでいきたいと思います。