環境負荷軽減型持続的生産支援推進事業(全国推進型)

我が国の畜産業における温室効果ガス排出量は、我が国全体の排出量のうち約1%であるが、我が国の農林水産分野における排出量の約3割を占めています。世界的に温室効果ガス排出削減の取組が重要となる中、畜産業の中で排出量の多い酪農・肉用牛経営においても、温室効果ガス排出削減に取り組むことが求められています。
このため、酪農・肉用牛経営において、飼料生産基盤を確保しつつ、温室効果ガスの排出量削減のための取組を推進することとします。

基本情報

実施機関 農林水産省
上限金額
公募期間 2022年2月7日(月)〜25日(金)
対象者 企業, その他
業種 その他, 農業・林業
都道府県 全国
対象地域 全国
補足

令和4年2月7日(月曜日)~令和4年2月25日(金曜日)午後5時(必着)

※本サイトで募集中になっていても募集機関の都合により、予告なく公募を終了することがあります。別途募集機関へお問い合せください。

詳細情報

対象者

応募資格:次の要件を満たす企業・団体等とします。
交付金の交付要件
(1)酪農・肉用牛経営者
(2)酪農・肉用牛経営者組織
取組事項
A 輸入飼料から水田を活用した自給飼料への転換
  ア:青刈りとうもろこし等
  イ:牧草
B 飼料生産等に係る温室効果ガス排出削減の取組
  ① 放牧の実施
  ②飼料作物の不耕起栽培
  ③ 消化液の利用
  ④化学肥料の削減
  ⑤国産副産物の利用促進
  ⑥スラリー等の土中施用
  ⑦農薬使用量の削減
  ⑧草地のピンポイント更新技術の活用
C 有機飼料の生産
D 牛からのメタンガス排出の削減(酪農のみ)

対象費用

補助率・補助額
交付単価
A 輸入飼料から水田を活用した自給飼料への転換
 交付対象の飼料作物を酪農・肉用牛経営者が飼料として受領した際の重量(トン)(注3)に対し、ア:2,000円/トン以内 ( 540 ト ン を 上限)
イ:800円/トン以内
B 飼料生産等に係る温室効果ガス排出削減の取組
 ・酪農については、①~④の取組に加え、⑤~⑧の特認取組を含めた8つの取組から2つ実施した場合):15,000円/ha以内
 ・肉用牛については、①~④の4つの取組から2つ実施した場合:15,000円/ha以内(10haを上限)
C 有機飼料の生産
 45,000円/ha以内(Bの取組との重複は不可)
D 牛からのメタンガス排出の削減(酪農のみ)
 2,000円/頭以内
補助の対象となる経費等
補助対象経費は、本事業の推進に係る経費(備品費、賃金等、事業費(会場借料、通信・運搬費、借上費、印刷製本費、消耗品費、燃料費、光熱水費、システム導入・改良費)、謝金、旅費、委託費、役務費、雑役務費(手数料、租税公課))とし、補助率は定額とします。

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