事業再構築補助金(第8回)

 本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売上の回復が期待し難い中、ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援することで、日本経済の構造転換を促すことを目的とします。
 第6回公募からは、引き続き業況が厳しい事業者や事業再生に取り組む事業者への重点的支援を継続しつつ、売上高等減少要件の緩和などを行います。また、特に、ガソリン車向け部品から電気自動車等向け部品製造への事業転換のように、グリーン分野での事業再構築を通じて高い成長を目指す事業者を対象に、従来よりも補助上限額を引き上げ売上高減少要件を撤廃した新たな申請類型を創設することで、ポストコロナ社会を見据えた未来社会を切り拓くための取組を重点的に支援していきます。
 第7回公募からは、新型コロナの影響を受けつつ、加えてウクライナ情勢の緊迫化等による原油価格・物価高騰等の経済環境の変化の影響により業況が厳しい中小企業等が行う、新型コロナをはじめとする感染症の流行など、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応した、危機に強い事業への事業再構築の取組に対し、新たな支援類型を創設し重点的に支援していきます。

基本情報

実施機関 中小企業庁
上限金額 1億5000万円
公募期間 2022年10月3日(月)〜23年1月13日(金)
対象者 企業
業種 漁業, 製造業, 情報通信業, 卸売・小売業, 飲食業, 建設・不動産業, サービス業, 運輸業, 医療・福祉, 農業・林業, その他, 宿泊・旅館業
都道府県 全国
対象地域 全国

詳細情報

対象者

応募資格:次の要件を満たす企業・団体等とします。
補助対象要件
下記①、②の両方を満たすこと。(※3)
① 2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1月~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少していること等。(※4)
② 経済産業省が示す「事業再構築指針」に沿った3~5年の事業計画書を認定経営革新等支援機関等と共同で策定すること。(※5)
 (※3)【大規模賃金引上枠】、【回復・再生応援枠】、【最低賃金枠】、【グリーン成長枠】、【緊急対策枠】については、①、②の他に補助対象要件を別途設けています。詳細については、4.補助対象事業の要件を参照ください。また、【グリーン成長枠】、【緊急対策枠】については、①の要件は課されません。
 【最低賃金枠】は、加点措置を行い、【回復・再生応援枠】に比べて採択率において優遇されます。
 (※4)売上高に代えて付加価値額を用いることも可能です。詳しくは、4.補助対象事業の要件を参照ください。
 (※5)事業終了後3~5年で、付加価値額の年率平均3.0%(【グリーン成長枠】については5.0%)以上、又は従業員一人当たり付加価値額の年率平均3.0%(【グリーン成長枠】については5.0%)以上の増加を見込む事業計画を策定する必要があります。また、補助金額3,000万円を超える案件は、認定経営革新等支援機関に加え、金融機関(ファンド等を含む。金融機関が認定経営革新等支援機関であれば当該金融機関のみで可)と事業計画を策定する必要があります。認定経営革新等支援機関や金融機関は、事業所の所在地域にある必要はございませんので、任意の機関を選定ください。なお、複数の事業者が連携して申請する場合には、認定経営革新等支援機関と共同で事業計画を策定することは任意となります(補助金額が3,000万円を超える事業者については、それぞれの事業者単位で金融機関と共同で事業計画を策定することが必要となります)。
補助事業者
本事業の補助対象者は、日本国内に本社を有する中小企業者等及び中堅企業等に限ります。

対象費用

補助率・補助額
補助金額
[通常枠]
 中小企業者等、中堅企業等ともに
 【従業員数20人以下】100万円~2,000万円
 【従業員数21~50人】100万円~4,000万円
 【従業員数51~100人】100万円~6,000万円
 【従業員数101人以上】100万円~8,000万円
[大規模賃金引上枠]
 中小企業者等、中堅企業等ともに
 【従業員数101人以上】8,000万円超~1億円
[回復・再生応援枠]
 中小企業者等、中堅企業等ともに
 【従業員数5人以下】100 万円 ~ 500 万円
 【従業員数6~20 人】100 万円 ~ 1,000 万円
 【従業員数21人以上】100万円 ~ 1,500万円
[最低賃金枠]
 中小企業者等、中堅企業等ともに
 【従業員数5人以下】100 万円 ~ 500 万円
 【従業員数6~20 人】100 万円 ~ 1,000 万円
 【従業員数21人以上】100万円 ~ 1,500万円
[グリーン成長枠]
 中小企業者等:100万円~1億円
 中堅企業等 :100万円~1.5億円
[緊急対策枠]
 中小企業等、中堅企業等ともに
 【従業員5人以下】100万円~1,000万円
 【従業員6~20人】100万円~2,000万円
 【従業員21~50人】100万円~3,000万円
 【従業員51人以上】100万円~4,000万円
補助率
[通常枠]
 中小企業者等 2/3 (6,000万円を超える部分は1/2)
 中堅企業等 1/2 (4,000万円を超える部分は1/3)
[大規模賃金引上枠]
 中小企業者等 2/3 (6,000万円を超える部分は1/2)
 中堅企業等 1/2 (4,000万円を超える部分は1/3)
[回復・再生応援枠]
 中小企業者等 3/4
 中堅企業等 2/3
[最低賃金枠]
 中小企業者等 3/4
 中堅企業等 2/3
[グリーン成長枠]
 中小企業者等 1/2
 中堅企業等 1/3
[緊急対策枠]
 中小企業等 3/4(※1)
 中堅企業等 2/3(※2)
(※1)従業員数5人以下の場合500万円を超える部分、従業員数6~20人の場合1,000万円を超える部分、従業員数21人以上の場合1,500万円を超える部分は2/3)
(※2)従業員数5人以下の場合500万円を超える部分、従業員数6~20人の場合1,000万円を超える部分、従業員数21人以上の場合1,500万円を超える部分は1/2)
補助対象経費
 補助対象となる経費は、事業拡大につながる事業資産(有形・無形)への相応の規模の投資を含むものであり、本事業の対象として明確に区分できるものである必要があります。対象経費は必要性及び金額の妥当性を証拠書類によって明確に確認できる、以下の区分で定める経費です。対象経費は、原則、交付決定を受けた日付以降に契約(発注)を行い、補助事業実施期間内に支払いを完了したものとなります。ただし、事務局から事前着手の承認を受けた場合には、令和3年12月20日以降に発生した経費についても補助対象とすることが可能です。
 なお、応募審査では本補助金の趣旨に沿った事業計画を策定しているか確認し、評価の高いものから採択されますが、採択されたことをもって応募時に計上している経費がすべて補助対象として認められる訳ではございません。交付審査時に以下の経費区分に該当しないと判断される経費を計上されている場合は補助対象外となりますので、予めよくご確認の上申請してください。なお、建物費及び機械装置・システム構築費については、減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)に基づき交付審査を行います。
 建物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費、研修費

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