肥料価格高騰対策事業

作物生産において必要不可欠な農業資材の一つである肥料については、その原料の多くを海外に依存していることから、国際市況の影響を強く受けざるを得ない状況です。

 原油価格・物価高騰の現下の状況に鑑み、化学肥料の使用量の2割低減に向けて取り組む農業者の肥料費上昇分の一部を支援することを通じて、肥料価格高騰による農業経営への影響を緩和するとともに、化学肥料の使用量の低減を進めます。

基本情報

実施機関 岩手県
上限金額
公募期間 2023年7月10日(月)〜8月10日(木)
対象者 企業
業種 農業・林業
都道府県 岩手県
対象地域 岩手県

詳細情報

対象者

応募資格:次の要件を満たす企業・団体等とします。
対象となる肥料
 対象となる肥料は、次の通りです。
1 令和4年秋肥
 令和4年6月から10月までに購入または購入することが確実な、令和4年の秋用肥料として使用するもの。
2 令和5年春肥
 令和4年11月から令和5年5月までに購入または購入することが確実な、令和5年の春用肥料として使用するもの。
 また、原則として肥料法(肥料の品質の確保等に関する法律)に基づく肥料を対象としていますので、化学肥料に限定していませんが、農業者等が購入したものに限られることから、領収書等が必要となり、自給堆肥などは対象外となります。
農業者の参加要件
 肥料価格高騰対策事業に参加する場合は、次の要件を満たしてください。
1 販売・出荷の実績
 この事業は、肥料価格高騰による農業経営への影響を緩和するとともに、化学肥料の使用量の低減を進めることとされているため、参加する農業者は、生産物等の販売実績が確認できる必要があります。
2 化学肥料低減の取組
 化学肥料の2割低減を実現するため、取組メニューの中から2つ以上を実施してください。
 取組期間は、令和4年から2年間となります。
 令和3年度の取組も考慮し、同じ取組については、拡大・強化することで対象となります。
  【取組メニュー】
   ア 土壌診断による施肥設計
   イ 生育診断による施肥設計
   ウ 地域の低投入型の施肥設計の導入
   エ 堆肥の利用
   オ 汚泥肥料の利用(下水汚泥等)
   カ 食品残差など国内資源の利用(エとオ以外)
   キ 有機質肥料(指定混合肥料等の含む)の利用
   ク 緑肥作物の利用
   ケ 肥料施用量の少ない品種の利用
   コ 低成分肥料(単肥配合を含む)の利用
   サ 可変施肥機の利用(ドローンの活用等も含む)
   シ 局所施肥(側条施肥、うね立て同時施肥、潅注施肥等)の利用
   ス 育苗箱(ポット苗)施肥の利用
   セ 化学肥料の使用量及びコスト節減の観点からの施肥量・肥料銘柄の見直し(ア~スに係るものを除く)
   ソ 地域特認技術の利用
3 関係書類の保管
 県協議会は、取組実施者の5%程度を抽出し、現地確認の調査を行いますので、支援を受けた農業者は、取組内容がわかる書類等(土壌診断の診断結果、施肥設計書、購入肥料の伝票、作業時の写真等)を保管しておいてください。
取組実施者の要件
1 主な業務は次の通りです。
 (1)参加農業者から提出された書類を取りまとめ、県協議会に取組計画書を申請すること。
 (2)県協議会から支援金が交付された際は、参加農業者に速やかに支援金を支払うこと。
 (3)取組実績報告書を作成して、県協議会に報告すること。
 (4)中間報告書を作成し、都道府県協議会に報告すること。
 (5)参加農業者の低減実績報告書を取りまとめたうえで、取組実施状況報告書を作成し、県協議会に提出すること。
2 新たに「農業者の組織する団体」を設立する場合は、
 (1)組織運営に関する規定や、代表者を定めてください。
 (2)本事業の支援金を振り込むための口座を新規開設してください。

対象費用

補助率・補助額
【支援の内容】
 化学肥料の使用量の2割低減に向けた取組を行う農業者に対して、肥料コスト上昇分の7割を支援します。
支援額
 化学肥料低減の取組を行ったうえで、前年度から増加した肥料費について、その7割を支援金として交付します。
 支援金=(当年の肥料費ー(当年の肥料費÷価格上昇率÷使用量低減率))×0.7
 注)価格上昇率:当年と前年の農業物価統計から算出。
         令和4年秋肥:1.4
 注)使用量低減率:本年の化学肥料低減によって見込まれる削減率として0.9を用います。
【注意】
 市町村から肥料費に関する支援(補助金など)を受けている、または今後受ける場合は、その支援内容に応じて、支援額の調整が必要となる場合があります。

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